川崎競馬組合、トレセン移転先を横須賀に決定 平塚断念から転換
川崎競馬組合、トレセン移転先を横須賀に決定

神奈川県川崎競馬組合(川崎市)が長年にわたり検討してきたトレーニングセンター(トレセン)の移転問題で、移転先が横須賀市内に決定したことが、複数の関係者への取材で明らかになった。12日にも正式に発表される見通しだ。

移転先は横須賀市衣笠町の「Y―HEART」地区

移転先となるのは、横須賀市衣笠町の「Y―HEART(ワイハート)」地区(約90ヘクタール)内。横浜横須賀道路の衣笠インターチェンジ近くの丘陵地で、民間事業者が所有している。市街化区域に位置し、横須賀市は研究開発や交流拠点としての整備を目指している。過去には、2020年東京五輪(実際の開催は2021年)に向けて、選手強化のためのナショナルトレーニングセンターを誘致する構想もあった。

平塚移転断念から横須賀へ転換

川崎競馬組合は、現在川崎市幸区の多摩川沿いにある厩舎や練習馬場などのトレセンが、2019年の台風時に浸水するなどの被害を受けたことから、競走馬の強化も兼ねて移転を検討してきた。2024年には、平塚市の神奈川大学キャンパス跡地の売却先公募に応じ、優先交渉権事業者に選ばれたが、2025年に断念を表明。これに対し神奈川大学は違約金を求めて組合を横浜地裁に提訴している。

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今回の横須賀への移転決定は、平塚移転断念後の新たな方向性として注目される。組合は今後、横須賀市や民間事業者と調整を進め、具体的な施設整備計画を策定する見込みだ。

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