将棋の第19期マイナビ女子オープン五番勝負の第5局が29日、東京都渋谷区の将棋会館で行われ、福間香奈女王(34)=清麗、女流王座、女流王位、倉敷藤花と合わせ女流五冠=が西山朋佳女流三冠(30)=白玲、女流名人、女流王将=に113手で勝利し、シリーズ3勝2敗で2連覇を達成した。福間女王は1勝2敗からの逆転防衛を果たし、歴代最多の女流タイトル獲得数を69期に更新した。
終盤の大技で決着
本局は序盤から中盤にかけて互角の展開が続いたが、終盤に入り福間女王が仕掛けた。あえて相手に王手飛車取りを掛けさせ、その間に1手速く攻め込む大技を成功させ、そのまま勝ち切った。福間女王は「最終局もスコアに関わらず集中することができてよかったです」と振り返った。
西山女流三冠のコメント
敗れた西山女流三冠は「課題もありつつ、収穫もありつつ。5局フルで戦えたのかなと思います」と述べ、シリーズ全体を振り返った。
本シリーズは第1局を西山が制したが、第2局を福間が取り返し、第3局で西山が再びリード。しかし第4局を福間が勝ってタイに戻し、最終第5局で逆転防衛を決めた。福間女王はこれで女流タイトル獲得数を69期とし、自身の持つ記録をさらに伸ばした。



