WBC日本戦の地上波放送を6割以上が希望、産業能率大の調査結果
産業能率大学スポーツマネジメント研究所は3月26日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に関する大規模な調査結果を発表しました。その中で、「日本戦を地上波で放送してほしかった」との回答が63.4%に達し、多くの視聴者が従来のテレビ放送を望んでいる実態が浮き彫りになりました。
Netflix独占配信の影響と視聴者動向
今回のWBCでは、米動画配信大手のNetflixが日本における独占放送権を獲得しました。調査によると、WBC視聴を主な目的としてNetflixに新規加入した人は11.5%にとどまりました。この数字は、独占配信が必ずしも大規模な新規契約者獲得に直結しなかった可能性を示唆しています。
調査は3月19日から23日にかけて実施され、日本在住の20歳から60歳代の男女1万人を対象にインターネットを通じて行われました。回答者の属性を幅広くカバーすることで、信頼性の高いデータが収集されています。
選手の活躍満足度ランキング
選手の活躍に対する満足度を尋ねた項目では、以下のような結果となりました:
- 大谷翔平(ドジャース):65.1%の満足度で堂々の1位
- 吉田正尚(レッドソックス):53.0%の満足度で2位
両選手とも高い評価を得ており、日本のエースとして期待に応える活躍を見せたことが伺えます。特に大谷選手は6割超の支持を集め、国民的スターとしての地位を改めて確固たるものにしました。
今後のスポーツ放送への示唆
この調査結果は、スポーツ中継の配信方法に関する重要な示唆を含んでいます。デジタル配信サービスが台頭する中でも、地上波放送を求める声が依然として強いことが明らかになりました。視聴者のアクセシビリティや習慣を考慮した放送権の配分が、今後のスポーツイベント成功の鍵となるでしょう。
スポーツコンテンツの視聴環境が多様化する現代において、どのような配信形態が最も視聴者に受け入れられるのか、関係各所にとって貴重なデータとなる調査結果と言えます。



