WBC開幕、メキシコがイギリスに8-2で快勝 アランダが決勝3ラン
野球の国・地域別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」が6日に開幕し、プエルトリコ・サンフアンと米フロリダ州、テキサス州で1次ラウンドがスタートした。B組では前回大会で準決勝まで進んだメキシコがイギリスに8-2で勝利し、白星スタートを切った。
メキシコが苦しみながらも勝利 アランダが八回に勝ち越し弾
メキシコは二回にアルバレスのソロ本塁打で先制したが、イギリスに追いつかれ、1-1の同点で試合は膠着状態が続いた。しかし八回、メキシコのジョナサン・アランダが決定的な一打を放つ。
二死一、二塁の好機で、代わったばかりのベック投手が投じた低めの直球を、アランダは逆方向の左翼席へと放り込んだ。この勝ち越し3ランが試合の流れを決定づけ、メキシコはそのまま逃げ切った。
アランダは試合後、「チームだけでなく、国のためにも、本当にうれしかった」と笑顔でコメント。前回4強の実力を見せつける形となった。
イギリスは好機を生かせず メキシコの堅実な守備が光る
一方、イギリスはチャンスを作りながらも、決め手となる一打が出なかった。メキシコの投手陣は要所で踏ん張り、失点を最小限に抑える堅実な守備を見せた。
試合はメキシコが終盤に追加点を重ね、8-2で完勝。前回大会の勢いをそのままに、1次ラウンドを順調にスタートさせた。
他の組でも熱戦が展開 キューバとベネズエラも勝利
開幕日は他の組でも熱戦が繰り広げられた。A組ではキューバがパナマに勝利し、D組ではベネズエラがオランダを下している。
WBCは世界最高峰の野球国際大会として、各国・地域の代表がしのぎを削る。今回の開幕戦は、メキシコが優勝候補としての存在感を早くも示す結果となった。
今後も激しい戦いが予想される中、メキシコの次の試合にも注目が集まる。アランダを中心とした打線の活躍が、チームの行方を左右する鍵となりそうだ。
