WBC豪州戦の見どころ 日本が勝利すれば1次ラウンド1位通過が決定
2026年3月8日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンドにおいて、侍ジャパンと豪州代表が対戦する。両チームとも2連勝を記録しており、日本がこの試合に勝利すれば、1次ラウンドを1位で通過することが確定する。試合には天皇陛下の観戦も予定されており、注目が集まっている。
豪州の勢いと長打力が脅威に
豪州は2023年の前回大会で初めて1次ラウンドを突破し、今大会も好調を維持している。開幕戦となった5日の台湾戦では3-0で快勝し、予想を覆す強さを見せつけた。続く6日のチェコ戦では一時先行を許したものの、5-1で逆転勝利を収めている。
豪州の最大の武器は長打力である。2試合で計4本塁打を記録しており、デーブ・ニルソン監督は「我々には本塁打を打てる攻撃的な選手が複数いる」と自信をのぞかせた。打線の中心には、2024年の大リーグドラフトで全体1位指名を受けた内野手のバザナ(ガーディアンズ傘下)と、チーム唯一の現役大リーガーであるミード(ホワイトソックス)が配置されている。
菅野智之の制球力が日本の鍵
日本の先発投手として見込まれている菅野智之(ロッキーズ)は、優れた制球力が持ち味だ。豪州の打線は試合開始直後から重圧をかけてくる可能性が高く、菅野は長打でペースを握られないよう、立ち上がりから慎重に投げ込むことが求められる。
一方、豪州の投手陣は台湾戦で、タイプの異なる左腕3投手を3イニングずつつなぐ戦術で相手を零封した実績を持つ。日本の上位打線には大谷翔平(ドジャース)や近藤健介(ソフトバンク)ら左打者が並ぶため、7日の韓国戦で2本塁打を放った右打者の鈴木誠也(カブス)の活躍が期待される。
前回大会の対戦と今回の展望
前回大会の1次ラウンドでも日本と豪州は対戦しており、日本は大谷翔平の先制3ランでペースを握り、7-1で快勝した。今回の対戦では、豪州の成長した戦力と日本の強力な布陣がぶつかり合う。
菅野智之は侍ジャパンに合流後、すぐにブルペン入りして調整を重ねている。彼の投球が日本の勝利にどのように貢献するかが、試合の大きな焦点となるだろう。



