大阪桐蔭が春の頂点へ王手、主将・黒川が攻守で躍動し決勝進出を決める
大阪桐蔭が春Vに王手、黒川主将が攻守で躍動 (29.03.2026)

大阪桐蔭が春の頂点へ王手、主将・黒川が攻守で躍動し決勝進出を決める

第98回選抜高校野球大会第10日の29日、大阪桐蔭は準決勝で専大松戸(千葉)に3-2で競り勝ち、優勝した2022年春以来4年ぶりの決勝進出を決めました。試合は緊迫した展開となり、同点の八回に藤田大翔選手の二塁打と岡安凌玖選手の内野ゴロで勝ち越し点を挙げ、勝利を掴み取りました。決勝は31日、智弁学園(奈良)と対戦し、紫紺の大旗を目指します。

黒川主将が守備で同点阻止、打撃でも初安打を放つ

二塁手の黒川虎雅主将は、この試合で攻守にわたって大きな存在感を示しました。守備では、1点をリードした三回に一死三塁の場面で、痛烈なゴロを捕球。三塁走者が本塁との間でちゅうちょしたのを見逃さず、素早く三塁へ送球してアウトを奪い、同点を阻止しました。黒川選手は「隙があれば必ず本塁を狙ってくると思っていた」と冷静な判断を語り、チームの勝利に貢献しました。

打撃面では、四回の先頭打者として左打席に立ち、今大会無安打だったプレッシャーを跳ね除けました。初球の直球を振り抜いた打球はライナーで右翼手の前に落ち、待望の甲子園初安打を記録。この活躍で、チームの攻撃の火蓋を切り、勢いを引き出しました。

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チームを率いる主将のリーダーシップと信念

大阪府和泉市出身の黒川選手は、大阪桐蔭入学時から「最初からキャプテンになるつもりで入った」と語り、自らチームを引っ張る気概を持っていました。昨年秋、満票で新チームの主将に選ばれると「日本一」を宣言し、グラウンドの外でもその言葉に恥じない行動を心がけてきました。西谷浩一監督は「入ってきた時から、未来の主将は黒川だと思っていた」と信頼を寄せ、チームメートからの厚い支持も集めています。

この試合でも、同点の五回終了時にベンチで「しんどいゲームこそ、最後まで『勝ちたい』と思い続けよう」と仲間を鼓舞し、チームの結束を高めました。父の芳男さんが1996年春の甲子園で智弁和歌山の選手として準優勝した経験を持ち、その映像を見て「ここで自分もプレーしたい」と夢を抱いてきた黒川選手。目指すのは父が手にできなかった紫紺の大旗で、「簡単じゃないのはわかっているが、ここで勝つためにやってきた」と前を向き続けています。

西谷監督の戦略と今後の展望

西谷浩一監督は試合後、「専大松戸はしぶといチームだった。粘り合いで勝てた」と振り返り、決勝戦に向けて「智弁学園はお互い近畿の学校で手のうちは分かっている。知恵を絞って対策する」と意気込みを語りました。大阪桐蔭は、黒川主将を中心にチーム一丸となって頂点を目指し、春の甲子園で熱い戦いを繰り広げます。

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