ソフトバンクが2年ぶりの開幕白星!栗原陵矢がミスを挽回する劇的2ラン
福岡ヤフオク!ドームで行われたプロ野球パシフィック・リーグの開幕戦で、福岡ソフトバンクホークスが北海道日本ハムファイターズを6対5で下し、2年ぶりの開幕白星を飾りました。試合は終盤まで接戦となり、ソフトバンクが八回に牧原大の犠牲フライで決勝点を挙げて勝利を確定させました。
緊張感漂う開幕戦で栗原が守備ミス
昨シーズン優勝争いを演じた両チームの対戦は、緊張感に包まれてスタートしました。その重い雰囲気の中で、ソフトバンクの三塁手・栗原陵矢が試合開始早々に苦しい場面を迎えます。先頭打者のゴロを捕り損ねて出塁を許す守備ミスを犯し、直後に先発投手の上沢直之が2ラン本塁打を浴びるという最悪のスタートとなってしまいました。
「いきなりチームに迷惑をかけてしまったので、何とか取り返そうという気持ちだけだった」と栗原は振り返ります。29歳で今季から選手会長も務める栗原にとって、このミスは大きなプレッシャーとなったことでしょう。
二回に訪れた挽回のチャンス
栗原の挽回の機会は二回に訪れました。一死一塁の場面で打席に立った栗原は、日本ハム・伊藤大海投手の外角の速球を逆らわずに強振。打球は左中間のテラス席へと飛び込み、見事な2ラン本塁打となりました。
「しっかりと自分のスイングができた」と語る栗原の表情には、納得と安堵の色が浮かんでいました。この一打で、ドームに漂っていた重い雰囲気は一瞬で吹き飛んだのです。
オープン戦での低調を乗り越えて
栗原はオープン戦では打率2割1分6厘と低調な成績に終わっていました。しかし、「毎日、試行錯誤しながらやっています」と話す口ぶりはいつも明るく、調子を尋ねられても「良くないでしょ」と笑い飛ばす前向きな姿勢を崩しませんでした。
そう言いながらも、栗原はひたむきに脚の上げ方やタイミングの取り方などを日々模索し続けていたのです。ミスを引きずることなく放った完璧な一打は、そんな努力の積み重ねが実を結んだ結果と言えるでしょう。
小久保監督のコメントと今後の展望
ソフトバンクの小久保裕紀監督は試合後、「143分の1のスタートとはいえ、ファンに今年のパ・リーグは面白いと思ってもらえたんじゃないか」とコメント。開幕戦から熱い戦いを見せた両チームの健闘を称えました。
3年ぶりの開幕戦本塁打を放った栗原陵矢の活躍は、ソフトバンクの今季の戦い方に大きな弾みを与えることでしょう。選手会長としてもチームを引っ張っていく存在として、今後の活躍がさらに期待されます。



