谷渕が3安打2打点の活躍で大阪桐蔭をベスト4へ導く、英明は好機逃し惜敗
谷渕3安打2打点で大阪桐蔭ベスト4、英明は好機逃し惜敗

大阪桐蔭が接戦を制しベスト4進出、谷渕が3安打2打点の活躍

選抜高校野球は3月27日、準々決勝4試合が行われ、4強が決定した。大阪桐蔭高校(大阪府)は英明高校(香川県)との激闘を4-3で制し、ベスト4の座を手にした。準決勝は29日に開催される。

谷渕が4番の役割を全う、ソロ本塁打で同点に追いつく

大阪桐蔭の4番・指名打者(DH)である谷渕選手が、この試合の勝敗を分ける活躍を見せた。6回に無死で迎えた打席では、カウント2-1からスライダーを捉え、低い弾道の打球を右翼ポール際へ運ぶソロ本塁打を放ち、同点に追いついた。谷渕選手は「強くバットを振り抜くことだけを考えて打席に入った」と振り返り、「最高の形で役割を果たせた」と語った。ダイヤモンドを回りながら拳を突き上げる姿が印象的だった。

さらに、3回には同点の適時二塁打を放ち、8回にはバスターエンドランを成功させて勝ち越し点につなげるなど、計3安打2打点の大活躍でチームを牽引した。昨秋の近畿大会では腰痛を押して出場した後、リハビリに専念し、今年1月まで満足な練習ができなかったが、トレーナーと相談しながら調整を重ね、大会に間に合わせたという。

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谷渕選手は「状況に応じて求められた仕事をやりきるのが4番の務め」と語り、3試合連続の打点を記録するなど、主砲としての自負をのぞかせた。

英明は無死満塁の好機を逃し、悔い残る敗戦

一方、英明高校は7回に松原選手が同点の適時打を放ち、試合を振り出しに戻すなど粘り強い戦いを見せた。松原選手は「変化球が来ると思った」と語り、直球を見送った後のカーブを捉えて一、二塁間を破った。剛速球の相手投手に対して「かなり球速差があるけど、気合で打った」と意気込みを語り、これまで苦手だった変化球を打ち返したことに手応えを感じていた。

しかし、英明は無死満塁の好機を大阪桐蔭の好守に阻まれるなど、得点チャンスを生かし切れなかった。香川監督は「勝つチャンスがあっただけに悔しい。守備と走塁のミスは、思い切ってやり切れなかったところに悔いが残る」と語り、惜敗を悔やんだ。

監督のコメントと今後の展望

大阪桐蔭の西谷監督は「苦しい試合ばかりで体がもたない。(英明は)多彩な攻撃を仕掛けてくるので最後まで油断できなかった」と試合の厳しさを振り返った。英明の香川監督は、チームの健闘を称えつつも、勝機を逃したことを悔やむコメントを残した。

準決勝は29日に開催され、大阪桐蔭はさらなる勝利を目指して戦いに臨む。谷渕選手を中心とした打線の活躍が、チームの行方を左右する鍵となりそうだ。

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