滋賀学園、長崎西との接戦を制す 昨春の敗戦をバネに主将・副主将が活躍
滋賀学園が長崎西に競り勝つ 昨春の敗戦を糧に

滋賀学園、長崎西とのシーソーゲームを制す 昨春の苦い経験が勝利の原動力に

第98回選抜高校野球大会第2日の20日、滋賀学園(滋賀)は1回戦で長崎西(長崎)との激闘を5-4で制した。先制を許したものの、1回裏に中野壮真選手の適時二塁打で逆転。その後は互いにリードを奪い合うシーソーゲームが展開された。

主将と副主将の連携が流れを変える

同点の5回、吉森爽心副主将が右越えの適時三塁打を放ち、これが決勝点となった。吉森副主将は「絶対2人で引っ張って今年こそ勝とう」と、初戦前日に藤川倖生主将と誓い合っていた。その約束を守るように、2人はそれぞれの打席でチームを牽引した。

藤川主将は1回裏の初打席で中前打を放ち、チームの勢いを作った。「経験では相手より上。いつものように先頭打者の仕事をするだけだ」と自分に言い聞かせて臨んだという。昨春の初戦敗退では4打数無安打に終わり、飛球のお見合いミスで2点を失うなど苦い経験を味わっていた。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

投手陣の奮闘と守備の堅さ

4回から登板した伴田蒼生投手は6回を被安打2に抑える好投を見せた。しかし、投手陣は4回までに押し出しを含む7四死球を与え、バッテリーの配球に迷いが見えた。藤川主将は何度もマウンドに駆け寄り「もっとシンプルにいけばいい」と声をかけた。

島尻琳正捕手は「地に足が着いていなかったが、主将の声で目が覚めた」と振り返る。内外野もスタンドの歓声にかき消されないよう声をかけ合い、無失策で投手陣を援護した。

応援団の「キレキレダンス」がナインを鼓舞

滋賀学園のアルプスでは、ベンチ入りを逃した野球部員でつくる応援団が名物の「キレキレダンス」を披露した。選抜大会に向けて11曲を用意し、そのうち5曲が新たな振り付けだという。

特に、アイドルグループ「=LOVE(イコールラブ)」の「とくべチュ、して」のリズムに合わせた「オタクダンス」が注目を集めた。立ったり座ったり腕を伸ばしたりするユニークな動きで、グラウンドの選手たちを笑顔にした。

応援団の松田虎太朗団長は「選手たちがダンスを見て、ふっと笑い、リラックスして試合に臨んでくれれば」と語り、軽やかに体を動かしてナインを鼓舞していた。

次戦は八戸学院光星と対戦

滋賀学園は2回戦で第6日第3試合にて八戸学院光星(青森)と対戦する。昨春の悔しさをバネに、頂点を目指してさらなる躍進が期待される。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ