大谷翔平も「手ごわい」と称賛、進化した韓国代表が日本に挑んだ熱戦
大谷翔平も「手ごわい」と称賛、進化した韓国代表

前回大会とは一変した韓国の戦いぶり

2026年3月7日、WBC1次ラウンドで日本と韓国が激突した。試合は日本が8対6で勝利したものの、韓国代表の成長が光る内容となった。一回表、韓国はいきなり3連打を放ち、日本先発の菊池雄星投手を攻め立て、3点を先制する強気のスタートを切った。

過去の敗戦を糧にした粘り強い反撃

2023年の前回大会でも韓国は日本戦で3点を先取したが、直後に4点を奪われ逆転を許し、最終的に4対13の大差で敗れていた。今回は状況が一変した。一時は逆転を許しながらも、四回表に金慧成選手の2点本塁打で同点に追いつき、七回に3点を勝ち越されても八回に1点を返すなど、最後まで諦めない姿勢を見せた。

試合後、韓国の柳志炫監督は前回大会からの成長について問われると、「この場で2023年のWBCに言及するのはふさわしくない」と述べた。その上で、「昨年2月から監督に就任し、1年間準備を進めてきた。着実に進んでいると思います」と語り、チームの進歩に自信を示した。

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試合前から感じられた変化の兆し

前回大会の日本戦では、多くの韓国選手がウォーミングアップを中断し、当時エンゼルスに所属していた大谷翔平選手の打撃練習に見入る光景が見られた。羨望のまなざしを向ける選手も少なくなかったという。

しかし、今回は様子が異なっていた。大谷選手の打撃練習に対し、韓国選手たちは落ち着いた態度で臨んでいた。韓国野球を20年以上取材する記者は、「3年前のように大谷選手を見て『わー』という反応はなかった。見慣れたというか、落ち着いたという印象だ」と語っている。

大谷翔平も認めた「手ごわい」相手

試合後の会見で、大谷翔平選手は冒頭から「すばらしい試合だった。どちらが勝ってもおかしくないゲーム」と述べた。さらに、「日本と同じぐらい韓国の選手たちも丁寧というか、本当にいい打線だなという印象を受けました。本当に手ごわい、すばらしいゲームがお互いにとって、できました」と韓国チームを高く評価した。

韓国チームの中心には、20代の大リーガーである李政厚選手や金慧成選手がいる。また、韓国プロ野球組からは、ともに22歳の右の強打者である安賢民選手や金倒永選手など若手の力も加わっている。

再び「日本のライバル」となる日へ

大谷選手が何度も韓国の野球を称賛する姿からは、韓国が再び「日本のライバル」として台頭する可能性を感じさせるものがあった。日本戦の連敗は1分けを挟んで11に伸びたものの、今回の試合で示した成長は確実なものだ。

韓国代表は若手選手を中心に着実に力を蓄え、国際舞台で存在感を増しつつある。今後の対戦では、より一層手ごわい相手となることが予想される。

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