侍ジャパン強化試合で佐藤輝明が特大先制3ラン 岡本・村上合流前に強烈アピール
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する日本代表「侍ジャパン」は2月27日、「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2026 名古屋」で中日ドラゴンズとの壮行試合を行った。試合は侍ジャパンが勝利し、中でも阪神タイガースの佐藤輝明選手が特大の先制3点本塁打を放ち、大きな注目を集めた。
試合前のフリー打撃から好調 大谷翔平選手を彷彿させる豪快弾
試合前のフリー打撃では、佐藤選手が豪快な柵越えを連発。昨シーズンに活躍した大谷翔平選手(米ドジャース)を彷彿させるようなパワーを見せつけた。この好調さは試合本番でも発揮され、一回の打席で決定的な一撃を放つことになる。
一回、一死一・二塁のチャンスで打席に立った佐藤選手は、中日の柳裕也投手が投じた初球の低め変化球を完璧に捉えた。打球は今シーズンから新設された外野テラス席「ホームランウイング」をはるかに越える特大のアーチを描き、悠々とダイヤモンドを一周。先制の3点本塁打となった。
オフからのフォーム改造が実を結ぶ 「軽く振って遠くへ」がテーマ
佐藤選手はオフシーズンから「軽く振って、今まで通り遠くへ飛ばす」をテーマにフォーム改造に取り組んできた。その試行錯誤が着実に実を結びつつある様子が伺える。
宮崎で行われた前回の壮行試合では2試合で計3安打5打点を記録し、2本の二塁打も放つなど好調を維持。佐藤選手自身も「しっかり脱力した中でいい当たりが出ている」と手応えを語っており、打撃感覚が確かなものになりつつある。
三塁ポジション争いが激化 岡本和真・村上宗隆の合流が間近
現在、侍ジャパンの三塁ポジションを巡って激しい競争が繰り広げられている。佐藤選手に加え、米大リーグでプレーする岡本和真選手(トロント・ブルージェイズ)と村上宗隆選手(シカゴ・ホワイトソックス)の合流が間近に迫っている。
佐藤選手はこの貴重な機会を最大限に活用し、井端弘和監督の頭を最後まで悩ませる存在感を示そうとしている。昨シーズンにセントラル・リーグの本塁打王に輝いたパワーを、ベンチで試合を見つめる大谷翔平選手ら大リーグ組の前でも存分に披露した。
侍ジャパンはWBC本大会に向けて調整を続けており、各選手のアピール合戦がさらに熱を帯びていくことが予想される。佐藤選手のこの活躍が、チーム内のポジション争いにどのような影響を与えるか、今後の動向が注目される。



