中日ドラゴンズ、5点リードを守れず逆転負け 救援陣の崩壊で開幕3カード連続負け越し
中日、5点リードを守れず逆転負け 救援陣崩壊で3カード連続負け越し (05.04.2026)

中日ドラゴンズ、5点リードを守れず逆転負け 救援陣の崩壊で開幕3カード連続負け越し

2026年4月5日、プロ野球セントラル・リーグのヤクルト対中日戦で、中日ドラゴンズは5点のリードを守れず逆転負けを喫した。この敗戦により、チームは3年ぶりに開幕から3カード連続の負け越しという苦しいスタートを切ることとなった。

七回の大崩壊で一挙7点を失う

試合は六回まで中日が4点をリードする展開だった。先発の高橋宏投手が七回に2点を失い降板した後、救援陣が大きく揺らいだ。左肩の不調からこの日1軍に昇格したばかりの斎藤投手が同点に追いつかれる適時打を浴び、続く勝野投手もサンタナ選手に勝ち越し2点本塁打を許した。この七回だけで中日は一挙7点を失い、試合の流れを完全にヤクルトに奪われてしまった。

斎藤投手は試合後、「あそこでワンアウトも取れないと飯が食えなくなる」と悔しさをにじませた。井上一樹監督は「投げられる投手陣の選択の一つとして、投手コーチと合わせての選択だった」と説明したが、酷な場面での起用が裏目に出る形となった。

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継投の難しさと救援陣の課題

井上監督は試合後の取材で、「野球の怖さ。やっぱり、ピッチャーの交代が難しいと感じた」と語り、継投の難しさを改めて痛感した様子だった。今季の中日は、清水や松山の出遅れに続き、開幕戦でアブレウが離脱するなど、救援陣に課題が山積している。

今季の2勝はいずれも先発投手が完投した試合のみで、救援陣が失点を重ねている現状は深刻だ。井上監督は「今、後ろのピッチャー陣がちょっと手薄というところが露呈しちゃっている」と認め、勝利の方程式を構築できなければ上位の背中は遠のいていくとの危機感を示した。

花田選手のプロ初打点も虚しく

打線では、前日にデビュー戦でプロ初安打を放った花田選手が六回に左前適時打を放ち、プロ初打点を記録した。花田選手は「力みそうだったけど、点が入って気楽になった」と語り、2試合連続で複数安打を放つ好調ぶりを見せた。

しかし、チームは逆転負けを喫し、花田選手も「次は勝ちにつながる一本を打てるように」とさらなる奮起を誓うしかなかった。個人の活躍がチームの勝利に結びつかない現状が、チームの苦しさを象徴している。

松山とボスラーの1軍昇格で戦力補強へ

一方、チームには明るい材料もある。ともにけがで2軍調整していた松山投手とボスラー選手が、7日のDeNA戦から1軍に昇格する見込みとなった。井上監督が5日の試合後に明かした。

左脇腹を痛めていた松山投手は「しっかりチームの戦力になれるようやっていく」と意気込みを語り、左ふくらはぎの肉離れで離脱していたボスラー選手も2軍戦で実戦感覚を取り戻している。両選手の復帰により、救援陣と打線の戦力補強が期待される。

今季4度目の逆転負けで、中日の負け数は再び5に達した。次のカードから松山投手が復帰する見込みだが、勝利の方程式を早期に構築できるかが、今後のチームの命運を分けることになりそうだ。

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