中京大中京、春の甲子園で最多33回目の出場 60年ぶりの頂点を目指す
2026年選抜高校野球大会(春の甲子園)の愛知代表として出場が決定した中京大中京高校野球部は、出場校中最多となる33回目の出場を果たす。前回2021年大会では4強入りを果たし、粘り強い野球で60年ぶりの春の頂点を狙っている。
精神的支柱・荻田主将が牽引する多彩な攻撃
チームの中心となるのは、主将で4番を務める荻田翔惺選手だ。精神的支柱としてチームを支え、勝負強さと長打力が武器。昨秋の東海大会では打率4割6分超、6打点を記録し、全3試合で得点に絡んで優勝に導いた。5番の松田知輝選手も長打が期待できる打者で、小技を絡めつつ多彩な攻撃で得点を狙う。
安定感抜群の投手陣が試合をリード
投手陣の軸はエース右腕の安藤歩叶選手。最速141キロの直球にスライダーを織り交ぜ、昨秋の県大会では防御率0点台と安定感を誇る。コーナーを突いて打たせて取る投球で、攻撃に流れをつくるのが特徴だ。長身右腕の大須賀琉季選手や左腕の太田匠哉選手も控えており、継投戦略も充実している。
新チームの打撃成績と今後の展望
新チーム結成以来の公式戦打率では、荻田選手が.395と抜群の数字を残している。その他、松田選手.359、津末駿晄選手.290など、打線の厚みも備える。監督の高橋源一郎氏は、選手一人ひとりの持ち味を活かした戦いを展開し、60年ぶりの春の優勝を目指すと意気込んでいる。
チームは名古屋市昭和区を拠点に練習を重ねており、部長の前畑宗慶氏も「選手たちの努力が実を結び、最高の舞台で戦えることを誇りに思う」とコメント。春の甲子園では、伝統校としての風格と若さが融合した野球を披露することが期待されている。



