巨人がDeNAに逆転勝利!大城卓三の代打3ランが決勝弾
セントラル・リーグの公式戦が5日に行われ、読売ジャイアンツが横浜DeNAベイスターズに3対2で逆転勝利を収めました。巨人はこれで2カード連続の勝ち越しを達成し、チームの勢いを強めています。試合の行方を一変させたのは、7回裏に代打で登場した大城卓三選手の逆転3点本塁打でした。
緊迫の7回裏、代打大城が劇的な一撃
1点を追う巨人は7回裏、二死で走者を二塁と三塁に置く好機を迎えました。阿部慎之助監督はここで勝負をかけ、代打として大城卓三を送り込みます。大城選手は「後手に回るとチャンスは少ない」という代打の鉄則を胸に、早めに仕掛けることを決意しました。
カウント1ボール1ストライクから、DeNAの伊勢大夢投手が投じた内角寄りの速球を力強く振り抜くと、打球は右翼スタンドへと吸い込まれました。大城選手は今季初安打となるこの逆転3ランに、ベンチを振り返り何度も跳びはねて喜びを爆発させます。「まだ代打での打席が三振と二ゴロしかなかったから、本当によかったです」と笑顔で語りました。
捕手専念の決意が生んだ執念の一打
かつて正捕手として活躍した大城選手ですが、昨シーズンは一塁手や代打での出場が主となり、捕手としての先発出場はわずか3試合にとどまっていました。今シーズンは退路を断ち、捕手として専念することを決意。実松一成バッテリーコーチは「日頃の準備がすごく変わった」とその姿勢に感心しています。
課題とされてきた守備力を向上させながら、持ち味の打撃も磨こうと、春季キャンプから精力的に振り込み練習を重ねてきました。その懸命な姿勢は指揮官にもしっかり伝わっていました。前日の試合で代打として出場し、アウトになった後も一塁へヘッドスライディングする姿に、阿部監督は「熱いものを感じた」と語っています。
阿部監督の信頼に応えた33歳捕手の意地
阿部慎之助監督は大城選手の起用について、「熱いものを感じたので、いい場面で使おうと思って今日もいってもらった」と明かしました。監督の信頼に応える形で放たれた逆転弾は、チームに勝利をもたらすとともに、大城選手自身の存在感を大きくアピールする結果となりました。
8回からは捕手のマスクをかぶり、「何の不安もなくいけた」と守備にも就いた大城選手。代打専門として甘んじるつもりはなく、33歳のベテラン捕手にはまだまだ意地と執念、そして期待に応えるだけの力が備わっていることを証明する一戦となりました。
一方、巨人の先発投手・井上敬雄は7回を1失点に抑え、今季初登板で初勝利を挙げました。DeNAの石田裕也投手は好投しながらも援護に恵まれず、2連敗を喫しています。この勝利で巨人は連勝を飾り、今シーズンの好スタートを切っています。



