香川マラソン2026で讃岐うどん給食所が話題 市民ランナー1万人超が完走
香川マラソン2026 讃岐うどん給食所でランナーがエネルギーチャージ (16.03.2026)

香川マラソン2026が盛大に開催 讃岐うどん給食所がランナーを歓迎

フルマラソン大会「かがわマラソン2026」が3月15日、香川県の高松市と綾川町を舞台に開催されました。県内外から集まった1万439人のランナーたちが、春の訪れを感じさせる沿道の声援を受けながら42.195キロのコースを力走しました。大会全体の完走率は93.2%という高い数値を記録し、9,730人が無事にゴールを迎えました。

「よーい、うどん!」の掛け声で一斉スタート

スタート地点となった高松市の県立アリーナ北側では、早朝からランナーたちが続々と集結。午前10時、池田知事の号砲とともに「よーい、うどん!」というユニークな掛け声が響き渡り、一斉に走り出しました。コースは中央通りや栗林公園前の国道11号を経由し、綾川町内で折り返した後、香東川の河川敷や市役所前を通って県立アリーナ内のゴールへと続きました。

実行委員会などが主催した今回の大会では、フルマラソンに加えて、3キロと1キロのファンランも実施され、幅広い層が参加できる工夫がなされていました。

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讃岐うどん給食所がランナーを元気づける

大会の最大の特徴は、給水所に加えて設置された「給うどん所」と「給食スポット」でした。県内のうどん業者7社が計9,800食を準備し、近隣のうどん店でゆでられた「かけうどん」や「しょうゆうどん」がブースに並びました。5か所の給水所では、水やスポーツドリンクと並んで温かいうどんだしも提供され、「うどん県」ならではのおもてなしが光りました。

ランナーたちは立ち止まってうどんをすすったり、容器を片手に走り出したりと、それぞれのペースでエネルギー補給を楽しんでいました。松山市から参加した51歳の男性は「とてもおいしい。うどんがマラソンの楽しみの一つだった」と笑顔で語りました。

沿道の声援とボランティアの熱意が大会を支える

沿道では約3,000人のボランティアが懸命に声援を送り、大会を盛り上げました。県立アリーナ近くを走る父親を応援していた丸亀市の5歳の女児は「普段優しいパパが真剣に走っていて格好良かった」と満面の笑みを見せました。

フルマラソン男子部門では古川大晃さん(30歳・京都府)が2時間16分34秒で優勝。女子部門では川内理江さん(31歳・徳島県)が2時間26分35秒で頂点に立ちました。川内さんは「記念すべき初大会で優勝できてうれしかった。給うどん所を楽しめなかったのは心残りです」と複雑な表情で語りました。

記者も完走 ランナーの視点から見た大会の魅力

初めてかがわマラソンに参加した植村記者は、スタートから3時間26分11秒でゴールを果たしました。記者は走行中、「3時間半ゴール」を目指すペースランナーたちの助言に励まされ、給うどん所や給食スポットの存在に心躍らせたと振り返ります。

「広い車道の真ん中を走れて爽快だった」と語る一方、30キロ過ぎからは「苦行」とも感じるほどのアップダウンに苦しんだといいます。しかし、沿道からの拍手やかけ声、ハイタッチを求める幼児の姿、給水所での高校生らの笑顔のおもてなしに何度も勇気づけられたと強調しました。

植村記者は「ランナー、ボランティア、運営側。誰もがこの大会を楽しもうとし、思い出に残る時間を過ごせたのではないだろうか」と大会の成功を評価しています。

約1万人のランナーが早春の讃岐平野を駆け抜けたこの日、うどんとマラソンが融合した独自の大会文化が、多くの参加者に深い印象を残しました。

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