福間香奈五冠、プロ試験で2敗目 女性初棋士への道、残り3局全勝が絶対条件に
福間香奈五冠、プロ試験2敗目 女性初棋士へ残り3局全勝必須

福間香奈五冠、プロ棋士編入試験で2敗目 女性初の棋士への道が険しく

2026年2月16日、東京都渋谷区の将棋会館で行われたプロ棋士編入試験五番勝負の第2局において、福間香奈女流五冠(33)が片山史龍四段(21)に敗れました。これにより、対戦成績は0勝2敗となり、合格条件である3勝達成には、残り3局を全て勝利する必要が生じました。

厳しい戦いの経緯と今後の展望

福間五冠は、女性として初めて将棋棋士となることを目指し、今回が2度目の編入試験挑戦です。試験は新人棋士5人との対戦形式で、3勝すればプロ四段として認められます。第1局に続く今回の敗戦で、状況は一層厳しさを増しています。

今後のスケジュールは以下の通りです:

  • 第3局:3月27日、生垣寛人四段(22)と対戦
  • 残り2局:日程未定

女性棋士をめぐる歴史と制度の変化

将棋界では、従来、棋士と女流棋士が異なる制度の下にありました。棋士になる主な方法は:

  1. 養成機関である奨励会を突破する
  2. 編入試験に合格する

しかし、昨年から新制度が導入され、女流タイトル「白玲」を通算5期獲得することでも棋士編入が可能となりました。これにより、女性棋士への道が多様化しています。

過去の女性受験者としては:

  • 令和4年:福間五冠が初受験も不合格
  • 6~7年:西山朋佳女流三冠(30)が2人目の受験者となるも、合格には至らず

福間五冠の挑戦は、将棋界におけるジェンダーの壁を打破する試みとして注目を集めており、今後の展開が期待されます。残り3局の全勝という高いハードルを越えられるか、ファンの関心が集まっています。