長野県東御市の住宅火災で2遺体発見 高齢夫婦の安否懸念
2026年2月16日午後4時50分ごろ、長野県東御市祢津の寺院に隣接する木造2階建て住宅で火災が発生した。近隣住民からの119番通報により消防が駆けつけたが、住宅はほぼ全焼し、焼け跡から性別不明の2人の遺体が発見された。
住人の高齢夫婦と連絡取れず 警察が身元確認急ぐ
上田警察署によると、この住宅には高齢の夫婦が居住していたとみられ、火災発生以降、連絡が取れていない状況だ。警察は遺体の身元を特定するため、DNA鑑定や親族からの聞き取りを進めている。同時に出火原因についても、現場の詳細な検証を開始した。
現場周辺は住宅が点在する静かな地域で、しなの鉄道田中駅から北東に約3キロ離れた場所に位置する。火災当時、付近では黒煙が上がり、住民らが慌てて避難する様子も目撃されたという。
地域社会に衝撃 安全対策の再点検呼びかけ
この火災は、高齢化が進む地方都市における住宅安全の課題を浮き彫りにした。東御市消防本部は「冬季は暖房器具の使用が増え、火災リスクが高まる」と指摘し、市民に対し以下の点を呼びかけている。
- 暖房器具の定期的な点検と適切な使用
- 住宅用火災警報器の作動確認
- 隣近所との安否確認体制の強化
地元住民からは「ご夫婦はとても穏やかな方たちで、突然の悲報に胸が痛む」との声が上がり、地域全体が悲しみに包まれている。警察と消防は協力して調査を継続し、早期の真相解明を目指す方針だ。