天皇陛下の盆栽愛好家としての一面 中学時代は「じい」と呼ばれ、ご一家で国風盆栽展を鑑賞
天皇陛下「じい」と呼ばれた盆栽好き ご一家で国風盆栽展鑑賞

天皇陛下の深い盆栽への関心 中学時代には「じい」の愛称で親しまれる

天皇、皇后両陛下と長女の愛子さまは、2月17日に東京都台東区の東京都美術館を訪れ、18日まで開催されている「第100回国風盆栽展」を鑑賞されました。宮内庁の側近によると、両陛下は盆栽に対して並々ならぬ関心をお持ちで、特に天皇陛下は中学生のころから盆栽を愛好し、友人たちから「じい」という愛称で呼ばれていたほどです。

第100回を迎えた歴史ある盆栽展の見どころ

「国風盆栽展」は1934年に始まり、1965年からは日本盆栽協会が主催する伝統ある展示会です。今回の第100回記念展では、宮内庁所蔵のアカマツをはじめ、前後期合わせて359点の作品が展示されています。特に注目すべきは、推定樹齢約400年に及ぶ第1回出品作品など、歴史的価値の高い盆栽が並び、来場者に深い感動を与えています。

会場では、皇后さまが「写真と実物では雰囲気がまったく違いますね」と感想を述べられるなど、ご一家で熱心に作品を鑑賞される様子がうかがえました。この発言は、盆栽の持つ生きた芸術としての魅力を端的に表しており、展示会の意義を一層高めるものとなっています。

皇室と盆栽文化の深い結びつき

盆栽は日本を代表する伝統文化の一つであり、皇室においても長年にわたり親しまれてきました。天皇陛下の「じい」という愛称は、若いころから盆栽に対する知識と情熱が周囲に認められていた証左と言えるでしょう。このような皇室の関わりは、盆栽文化の継承と発展に大きな役割を果たしています。

今回の鑑賞は、単なる行事を超え、天皇陛下ご一家の個人的な趣味と公的な役割が交わる貴重な機会となりました。盆栽展の主催者である日本盆栽協会関係者も、皇室の来訪を大変光栄に思っていると伝えられています。

展示会は18日まで続き、多くの盆栽愛好家や一般来場者でにぎわっています。100回目の節目を迎えた「国風盆栽展」は、日本の盆栽文化の豊かさと皇室の支援を改めて世界に示す場となっているのです。