ミラノ・コルティナ五輪 ノルディック複合個人ラージヒル 渡部暁斗は引退前最後の個人戦で19位
2026年2月17日、ミラノ・コルティナオリンピックでスキー・ノルディック複合個人ラージヒルの後半距離(10キロ)が行われ、日本選手の奮闘が注目された。この種目は前半の飛躍と後半のクロスカントリースキーを組み合わせた競技で、激しい戦いが展開された。
山本涼太、前半首位も後半に失速し15位に
前半の飛躍では、山本涼太(長野日野自動車)が136メートル50を飛び、首位に立つ好スタートを切った。2位との差は8秒と、優位な立場で後半に臨んだ。しかし、後半のスタート直後からヨハネス・ランパルター(オーストリア)に抜かれ、1.2キロ過ぎまでは2位をキープしていたものの、その後はペースが落ち、順位を下げて最終的に15位でフィニッシュした。山本は前半の飛躍でリードを築いたが、後半のクロスカントリーで粘り切れなかった形だ。
渡部暁斗、個人種目最後の五輪で19位に
前回の北京大会でこの種目の銅メダルを獲得し、今季限りでの引退を表明している渡部暁斗(北野建設)は、後半スタート時の順位をキープし、19位でレースを終えた。渡部はこれが個人種目での最後のオリンピック出場となり、長年のキャリアに幕を下ろすことになる。彼の健闘はファンから惜しみない拍手を浴びた。
谷地宙は21位、金メダルはノルウェーのオフテブロが獲得
後半14位スタートの谷地宙(JAL)は、21位に終わった。一方、金メダルはイエンスルラース・オフテブロ(ノルウェー)が獲得し、ノーマルヒルに続いて二冠を達成した。オフテブロの強さが際立つ結果となった。
このレースは、日本選手団にとってはメダル獲得には至らなかったものの、山本の前半の活躍や渡部の最後の戦いなど、印象的なシーンが多く残された。冬季オリンピックの熱戦は今後も続き、日本選手のさらなる活躍が期待される。