神戸スティーラーズがリーグワン初優勝に王手、準決勝で東京サンゴリアスを69-23で圧倒
ラグビーのNTTリーグワン1部プレーオフ準決勝が30日、東京・秩父宮ラグビー場で行われ、レギュラーシーズン1位のコベルコ神戸スティーラーズが同4位の東京サントリーサンゴリアスに69-23で大勝し、リーグワン初制覇へ王手をかけた。決勝は6月7日に東京・MUFGスタジアム(国立競技場)で行われる。
高速攻撃で試合を支配、後半に加速
神戸はピッチの横幅を生かした高速攻撃をプレーオフでも貫き、前半に4トライを奪取。しかし相手の3本のペナルティゴールで8点差に迫られる場面もあった。だが後半開始から8分間で2トライを重ね、試合の主導権を完全に掌握した。計11トライは、レギュラーシーズン第10節の浦安戦の12トライに次ぐ記録で、シーズン中に2戦2勝だった相手に対しても容赦なくトライを量産した。
司令塔のスタンドオフ李承信は「後半は少ないフェイズでトライを取ることができた。テンポのあるアタックが後半できていた」と手応えを語った。レニー・ヘッドコーチは「前半は接点で負けて相手が利する瞬間もあった」と振り返りつつ、「ハーフタイムに指示した通り、後半はプレーの精度が高く、規律もよく守られていた」と、敵陣22メートル内で着実に得点を重ねた選手たちを称賛した。
名門の復活、7季ぶりの日本一へ
神戸はかつての日本選手権で1995年まで7連覇を達成した名門だが、リーグワンでの決勝進出は5季目で初めて。旧トップリーグだった2018-2019年以来、7季ぶりの日本一を懸けて決勝に臨む。試合では、神戸のスクラムハーフ上村が後半最初のトライを挙げ、母校の総監督だった山口良治さんを悼む喪章を左腕に着けてプレー。チーム一丸となって勝利を掴んだ。
決勝では、熱戦を繰り広げた神戸がリーグワン初優勝を達成するか、注目が集まる。



