国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティノ会長は4月30日、カナダ・バンクーバーで開かれたFIFA総会において、2026年に予定される次期会長選挙への立候補を正式に表明しました。インファンティノ氏は現在2期目で、今回の立候補により3期目を目指すことになります。
会長選の背景と任期のルール
FIFA会長の任期は1期4年で、最大3期までと定められています。インファンティノ氏は2016年に、汚職事件で辞任したゼップ・ブラッター前会長の後任としてFIFA会長に就任しました。ただし、2016年から2019年までの最初の任期は、ブラッター前会長の任期の残りを引き継いだ形となり、正式な1期目としてはカウントされていません。そのため、現在の2期目が実質的な2期目として扱われています。
インファンティノ会長の歩み
インファンティノ氏はスイス出身の弁護士で、FIFAでは長年事務局長を務めた後、2016年の臨時会長選で当選しました。就任後はFIFAの改革を推進し、ワールドカップの拡大(48チーム制)や、2026年北中米ワールドカップの共同開催などを主導してきました。また、FIFAの財政基盤を強化し、テクノロジーの導入(VARなど)にも積極的に取り組んでいます。
今後の展望
次期会長選は2026年に行われる予定で、インファンティノ氏以外にも立候補の動きがあるとみられます。FIFAの総会では、インファンティノ氏の立候補表明に対して、多くの加盟協会から支持の声が上がりました。一方で、FIFAのガバナンスや透明性を巡る課題も指摘されており、今後の選挙戦ではこうした点も争点となる可能性があります。
インファンティノ氏は総会で、「FIFAは団結し、サッカーを世界中に広める使命を果たしてきた。さらなる発展のために、引き続きリーダーシップを発揮したい」と述べ、再選への強い意欲を示しました。



