源貴晴、パラリンピックデビューはほろ苦い結果に バイアスロンで射撃ミスも気持ち切り替え
源貴晴パラデビュー バイアスロンで射撃ミスも気持ち切り替え

源貴晴、パラリンピックデビューは緊張の連続 バイアスロンで苦い経験も前向きな姿勢示す

ミラノ・コルティナパラリンピックは7日、バイアスロン男女7・6キロの各カテゴリーが実施され、男子座位に初出場した日本の源貴晴(45歳、アムジェン)は25分27秒3で24位という結果に終わった。45歳でのパラリンピックデビューは、緊張からくるミスもあり、ほろ苦いスタートとなった。

最初の射撃でまさかの5発全外し 緊張が招いた苦い経験

バイアスロンスプリント(7・5キロ)では、2回(各5発)の射撃を行い、外した回数分だけペナルティーループを回る必要がある。源はレース後、「すごく緊張した。走り出したときも体がふわふわして、どうなるんだろうと思うぐらいだった」と心境を明かした。

その緊張の影響か、1回目の射撃ではまさかの5発全外しという事態に陥った。ペナルティーループを回っている間は一時諦めかけたというが、「この4年間はやっぱり自分だけのものではない。家族や職場の人たちのことが頭に浮かんできた」と支えを思い出し、気持ちを奮い立たせた。

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その後、気持ちを切り替えた源は、2回目の射撃では1回のミスにとどめ、レースを続行。最終的には24位という結果に終わったものの、前向きな姿勢を見せた。

24歳の事故からパラアスリートへ 苦労を重ねて掴んだ初代表

源は北海道出身で、高校時代はサッカー部で活躍していた。しかし、とび職として働いていた24歳の時に転落事故に遭い、腰椎を粉砕骨折。下肢に障害を負うこととなった。

その後、40歳を目前に距離スキーを始め、パラアスリートとしての道を歩み始める。前回2022年の北京パラリンピックでは、あと一歩で代表の座を逃す悔しさを味わったが、今回45歳でようやく初代表の座を掴んだ苦労人である。

「走りで負けたわけじゃない」 残るレースでの巻き返しを誓う

レース後、源は「(今日は)走りで負けたわけじゃない。気持ちを切り替えたい」とコメント。大会の目標は入賞以上としており、「オールドルーキー」と呼ばれる自身の立場を自覚しつつ、残るレースで目標達成に向けて再挑戦する意欲を示した。

ミラノ・コルティナ冬季パラリンピックは今後も続き、源貴晴の今後の活躍に注目が集まっている。初出場での苦い経験を糧に、次なる舞台でどのような戦いを見せるか、期待が高まる。

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