イラン選手、パラリンピック欠場 米イスラエル攻撃で安全懸念、渡航断念
イラン選手パラ欠場 米イスラエル攻撃で安全懸念

イラン選手がパラリンピック欠場 米イスラエル攻撃の影響で安全な渡航が不可能に

国際パラリンピック委員会(IPC)は6日、イタリアで開催中のミラノ・コルティナ冬季パラリンピックにおいて、イランから唯一の出場予定だった男子選手が大会への参加を断念したと正式に発表しました。その理由は、米イスラエルによるイラン攻撃の影響により、安全に渡航することが不可能となったためです。

開会式での国旗不在と選手の経歴

イタリア北部ベローナの古代円形闘技場で行われた開会式では、ウクライナなどの国旗がボイコットされた一方で、ボランティアの旗手によって掲げられました。しかし、イランの緑白赤の三色旗は式典で見られることはありませんでした。欠場した選手は、アブルファズル・ハティビミアナエイ選手(23歳)です。彼は過去2回のパラリンピック大会に連続して参加しており、今回もノルディックスキーの距離種目に出場する予定でした。

IPC会長の声明と渡航困難の背景

IPCのパーソンズ会長は声明の中で、「長期間にわたる鍛錬を重ねてきたにもかかわらず、出場できない状況は痛ましく、大変残念である」と述べ、選手への思いやりを示しました。同時に、イランのパラリンピック委員会から、安全な移動ルートを確保することが不可能であるとの連絡があったことを明らかにしました。この渡航困難の背景には、2月末に始まった米イスラエルによるイラン攻撃があり、中東地域全体で航空便を中心とした交通網が大きく混乱しています。IPCによれば、イタリアへの渡航実現に向けて模索が続けられましたが、リスクが高すぎるとの判断に至ったとのことです。

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この事態は、国際的な紛争がスポーツイベントに直接的な影響を及ぼす事例として注目を集めています。選手の夢と努力が、政治的な緊張によって阻まれる形となり、スポーツ界全体に衝撃を与えています。今後、同様の状況が他の国際大会でも発生しないか、懸念の声が上がっています。

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