ロス市長が五輪組織委会長の辞任要求 エプスタイン氏疑惑で批判高まる
ロス市長、五輪組織委会長の辞任要求 エプスタイン疑惑で

ロサンゼルス五輪組織委会長の続投に市長が異議

2028年夏季オリンピック・パラリンピックを開催する米国ロサンゼルスのカレン・バス市長が、大会組織委員会のケイシー・ワッサーマン会長について「辞任すべきだ」と強く主張した。市長は16日、米CNNテレビのインタビューでこの見解を明らかにし、組織委員会の運営に重大な懸念を示した。

エプスタイン氏関連文書で浮上したメール問題

ワッサーマン会長は、少女らの性的人身売買罪で起訴され自殺した米富豪ジェフリー・エプスタイン氏に関する米司法省の公開文書で、同氏の元交際相手であるギスレーヌ・マクスウェル受刑者と親密なメールをやりとりしていたことが判明している。この事実が明らかになって以降、会長に対する批判の声が急速に高まっていた。

組織委員会は先月11日、ワッサーマン会長の続投を正式に発表していた。しかし、バス市長はこの決定に明確に反対の立場を表明。「理事会の(続投)決定を支持しない」と述べ、組織委員会の内部統制と透明性に疑問を投げかけた。

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市長の権限限界と政治的影響

バス市長は、自身には組織委会長を解任する直接的な権限がないことを認めつつも、政治的影響力を行使して辞任を促す姿勢を見せた。市長の発言は、五輪組織のガバナンスと倫理基準に対する厳しい目線を反映しており、国際的なスポーツイベントを運営する組織の責任の重さを浮き彫りにしている。

この問題は、2028年ロサンゼルス五輪の準備プロセスに影を落としており、組織委員会の信頼性回復が急務となっている。関係者によれば、今後も理事会内部での議論が活発化する見込みで、ワッサーマン会長の去就が注目される。

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