ミラノ五輪 男子団体追い抜き日本最下位 世界との差に課題、4年後へ決意新た
ミラノ五輪男子追い抜き日本最下位 世界との差に課題

ミラノ五輪 男子団体追い抜き日本最下位 世界との差に課題

ミラノ・コルティナオリンピックは17日、各地で競技が行われ、スピードスケートでは団体追い抜き種目が実施された。男子団体追い抜きで日本は最下位の8位に沈み、世界との差を痛感する結果となった。

女子団体追い抜きは銅メダル獲得 高木美帆が記録更新

一方、女子団体追い抜きでは、高木美帆(TOKIOインカラミ)、野明花菜(立教大学)、佐藤綾乃(ANA)の布陣で臨んだ日本が3位決定戦でアメリカを破り、銅メダルを獲得した。この種目では3大会連続の表彰台となり、高木は今大会で1000メートル、500メートルに続くメダルを手にした。

高木の通算メダル獲得数は10個となり、夏冬を通じた日本選手のメダル獲得数で3位タイに。また、自身が持つ日本女子最多記録を更新した。準決勝では高木、佐藤、堀川桃香(富士急)の布陣でオランダに敗れている。女子団体追い抜きではカナダが2連覇を達成した。

男子団体追い抜きは無念の最下位 隊列乱れが響く

男子団体追い抜きでは、佐々木翔夢(明治大学)、山田和哉(ウェルネット)、蟻戸一永(明治大学)の日本が8チーム中8位に終わった。金メダルはイタリアが獲得している。

ドイツとの7、8位決定戦では、序盤は相手より早くスピードに乗ったものの、その勢いを維持できなかった。徐々にタイムを落とし、終盤も粘り切れず、相手より2秒14遅れてのゴールとなった。蟻戸は「隊列の乱れを3番手としてフォローできなかった」と悔しさをにじませた。

前回大会から一歩前進も 世界との差を実感

前回大会では出場できなかったことを考慮すると、最下位でも一歩前進と言える。しかし、山田は「日本が強くなったと思うと同時に世界との差が大きいとも感じた」と語り、佐々木は「4年後もっと成長した姿を見せられるように努力したい」と前向きな姿勢を示した。

男子団体追い抜きでは、世界の厚い壁にはね返される形となったが、選手たちは次回大会に向けて決意を新たにしている。冬季オリンピック2026のハイライトとして、この種目は日本スケート界の課題と可能性を浮き彫りにした。