戸塚優斗、ミラノ・コルティナ五輪で金メダル獲得「雪のない地方でも競技普及を願う」
戸塚優斗、五輪金メダル「雪のない地方でも競技普及を願う」

戸塚優斗、ミラノ・コルティナ五輪で金メダル獲得「雪のない地方でも競技普及を願う」

2026年2月17日、ミラノ・コルティナオリンピックのスノーボード男子ハーフパイプで金メダルを獲得した戸塚優斗選手(ヨネックス)が、銅メダルの山田琉聖選手(JWSSC)と女子ハーフパイプ銅メダルの小野光希選手(バートン)とともに、羽田空港で帰国会見を開きました。メダルを手に笑顔を見せる3選手の姿が、多くのファンやメディアを集めました。

戸塚選手、過去の悔しさを乗り越えて頂点に

戸塚選手は、世界でも成功者が少ない大技を決め、95.00点で金メダルを獲得。会見では、過去のオリンピックでの悔しい経験を振り返りながら、今回の勝利への思いを語りました。「平昌と北京の両五輪ではそれぞれ11位、10位に終わり、悔しく、つらい時もありました。今回は本当に報われた気持ちです」と、心情を吐露しました。

雪のない横浜から、競技普及への熱い思い

戸塚選手は横浜市出身で、雪のない地域からスノーボードを始めた背景を持ちます。会見では、母親への感謝とともに、競技の普及促進への願いを強調しました。「雪のない横浜から、山梨や岐阜に運転して連れて行ってくれた母に一番、感謝しています。自分たちの競技を見て、雪のない地方でもスノーボードやスキーを始めてみたいと思う人が増えたら、うれしいです」と述べ、冬季スポーツの裾野拡大に期待を寄せました。

山田選手と小野選手、初めての五輪を振り返る

銅メダルを獲得した山田琉聖選手(19歳)は、初めてのオリンピック体験を笑顔で振り返りました。「ナイトゲームで、観客もたくさんいて『世界一の大会だな』と感じました。その中でも自分は他の大会と変わりなく、楽しくできました」と、大舞台での充実感を語りました。

一方、小野光希選手は、前回のオリンピックが無観客だったことを踏まえ、今回の経験を喜びました。「4年前はコロナの影響で無観客でした。今回は多くの観客がいて、頑張りたいと思えました」と、観客の存在がもたらす醍醐味を口にしました。

冬季オリンピック2026への期待と展望

この帰国会見は、ミラノ・コルティナオリンピックの成功を象徴する一幕となりました。日本勢の活躍は、冬季スポーツへの関心を高め、特に雪のない地域からの選手育成や競技普及に新たな光を当てています。今後の冬季オリンピックに向けて、選手たちのさらなる活躍が期待されます。