ミラノ・コルティナ五輪カーリング女子、デンマークに延長で惜敗
ミラノ・コルティナ冬季オリンピックは12日(日本時間13日)、カーリング女子1次リーグで、日本代表がデンマークに7-10で惜敗しました。延長戦にもつれ込む接戦を落とし、連敗でのスタートとなりました。10チームが総当たりで対戦し、上位4チームが準決勝に進む1次リーグにおいて、日本は序盤から苦しい展開を強いられました。
緊張感から生じたハプニングと序盤の苦戦
立ち上がりの第1エンドでは、スキップの吉村紗也香選手が五輪特有の緊張感からか、誤って相手の赤いストーンを投げそうになるハプニングが発生しました。投げる直前に気が付いて難を逃れ、このエンドは相手から1点をスチールする幸先の良い出足となりました。しかし、その後は本調子から遠く、アイスを読み切れない場面が目立ちました。ガードストーンに当ててしまうショットなどもあり、第3エンドと第4エンドで相次いでスチールを許し、前半を3-4で折り返す苦しい展開となりました。
粘り強く追いつくも延長で敗北
後半に入り、第6エンドはデンマークが、第7エンドは日本が2点を取り、1点差で迎えた第8エンドでは、タイムアウトを取り、船山弓枝コーチからのアドバイスも仰ぎながら、円内にストーンを集める優位な展開を作り出しました。吉村選手のガードも決まって1点をスチールし、ついに同点に追いつきました。第9エンドでは、日本の先攻で相手に1点を与え、第10エンドでの逆転を狙いましたが、吉村選手の1投目にミスが出て窮地に立たされました。相手スキップ・マドレーヌ・デュポン選手の最終ショットもわずかに強く、1失点でしのぎました。
第10エンドは有利な後攻で2点以上を狙いましたが、吉村選手の1投目が相手の手前のストーンに当たってしまい、1点どまりに終わり、延長戦に突入しました。延長の第11エンドは後攻で有利なデンマークが確実にショットを決めて3点を挙げ、日本が7-10で敗れました。
選手たちの前向きなコメント
試合後のインタビューで、吉村紗也香選手は「後半粘りながら最終エンドもいいスコアで迎えることができたので、1試合目よりは形はできているのではないか」と手応えを語り、笑顔を見せる場面もありました。小野寺佳歩選手も「私たちはこっから強いと思っている。気持ちをリセットして新たな気持ちで臨みたい」と述べ、日本時間15日未明のスイス戦へ向けて前を向きました。日本代表は初戦から2連敗となりましたが、選手たちの前向きな姿勢が印象的な試合となりました。



