ミラノ・コルティナ五輪で日本初の金メダルを狙う堀島行真、世界ランキング首位を維持
イタリアで開催されるミラノ・コルティナ冬季オリンピックにおいて、日本勢の金メダル獲得が最も期待されている競技の一つが、フリースタイルスキー男子モーグルです。エース選手である堀島行真(トヨタ自動車)の優勝可能性が高まっており、その一つの指標として、今季の世界ランキングが注目を集めています。
ワールドカップランキングでトップをキープ
世界ランキングに相当するワールドカップ(W杯)ランキングでは、堀島が首位を堅持しています。今季のW杯では、モーグルに4戦出場し、昨年12月7日の開幕戦と1月16日の直近大会で勝利を収めるなど、3度表彰台に上りました。この活躍により、2018年平昌五輪銀メダリストのマット・グレアム(豪州)や最大のライバルであるミカエル・キングズベリー(カナダ)を抑えてトップに立っています。
さらに、1戦のみのデュアルモーグルでも2位に入り、デュアルモーグルと合わせた総合ランキングでも首位を維持しています。昨季はモーグルでキングズベリーに次ぐ2位、一昨季は堀島が1位でキングズベリーが2位と、近年は両者が上位を争う構図が続いています。
キングズベリーとの激しいライバル関係
昨季の世界選手権では、モーグルで堀島が優勝、キングズベリーが2位となり、デュアルモーグルではその逆の結果でした。キングズベリーは今季W杯に2戦しか出場しておらず、ランキングは6位にとどまっていますが、順調に調整が進めば、今大会でも両者が優勝を争うと見られています。
五輪におけるフリースタイルスキー日本男子のメダル獲得は、前回大会の堀島と2018年平昌大会の原大智の銅メダルのみです。もし堀島が優勝すれば、日本男子初の金メダルという歴史的快挙となります。
獲得賞金ランキングでも圧倒的な1位
国際スキー・スノーボード連盟(FIS)が発表する獲得賞金ランキングでも、堀島は4万7842ユーロ(約870万円)でダントツの1位を記録しています。2位はグレアム、キングズベリーは4位と、経済面でもその実力を示しています。
女子選手の活躍も注目
女子のW杯ランキングでは、北京五輪金メダリストのジャカラ・アンソニー(豪州)が1位をキープしています。日本勢では、冨高日向子(多摩大ク)がモーグルで6位、デュアルモーグルと合わせた総合で7位につけており、今後の活躍が期待されます。
ミラノ・コルティナ五輪は、日本勢にとってメダルラッシュが期待される大会です。特に堀島行真の金メダル獲得への挑戦は、日本スポーツ界全体を盛り上げる大きな原動力となるでしょう。



