坂本花織が閉会式で旗手に 21年間のフィギュア人生に幕「やりきった」
坂本花織が閉会式旗手 21年間のフィギュア人生に幕 (22.02.2026)

坂本花織が閉会式で日本選手団の旗手を務める

2026年ミラノ・コルティナ冬季オリンピックの閉会式が22日に行われ、フィギュアスケート女子で銀メダルを2個獲得した坂本花織(シスメックス)が日本選手団の旗手を務めた。今季限りでの引退を表明している坂本は、21年間にわたる競技生活に終止符を打つことになる。

「お笑いキャラ」がチームの空気を変えた

坂本は1月の結団式で旗手代行としてあいさつし、「お笑いキャラと呼ばれている」と自身を語っていた。周囲の関係者によれば、彼女は常に「目の前の人をどう笑わせるか」を考えており、初対面の人と話した後は疲れてしまうという。その理由は、相手の「笑いのツボ」を探るのにエネルギーを使うからだ。

かつて日本の女子フィギュアスケート界では選手たちが独立独歩だったが、現在は和気あいあいとした雰囲気が広がっている。あるコーチは「空気を変えたのは坂本さん」と指摘する。日本スケート連盟の竹内洋輔フィギュア強化部長も今大会を振り返り、「個人戦も団体戦のように戦っていた」と評価した。

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史上最多のメダル獲得に貢献

日本チームは今大会で史上最多となる6個のメダルを獲得した。のびのびと演じられる空気がチーム内にあったことが一因とみられ、若手選手たちは口をそろえて「楽しかった」と語った。坂本が作り出す明るい空気は国際的にも広がり、国際大会終了後にはスマートフォンで集合写真を撮るのが彼女の役割となっていた。21日のエキシビション後も、坂本が自撮りを仕切る姿が見られた。

世界選手権3連覇からオリンピックへ

坂本は2022年から世界選手権を3連覇した後、昨春の世界選手権では2位に終わり、今大会でも金メダルには届かなかった。それでもエキシビションでは「クイーン」と紹介され、誰もが認めるフィギュア界のリーダーの一人としての地位を確立していた。

北京オリンピックでのメダル獲得の達成感をもう一度味わいたいという思いから現役を続けてきた坂本は、昨年6月に今季限りでの引退を表明。今大会では銀メダルを2個獲得し、「未練はない。21年間やりきった」と語った。

太陽のような明るさで五輪に別れ

太陽のような明るさを保ちながら、坂本花織はオリンピックの舞台に別れを告げた。21年間にわたるフィギュアスケート人生を締めくくる最終章として、彼女は手紙とともに真心を込めて舞った。有料会員向けの記事では、便箋に自筆で書かれたメッセージの詳細が紹介されている。

坂本の引退表明後、関連ニュースでは「『いっつもここにいる』 ライバルが強すぎて…坂本花織が築いた戦略」や「坂本花織が迫られた『一瞬の判断』と完成された作品」といった特集が組まれ、彼女の競技人生を振り返る内容が報じられている。恩師からの最後の背中押しや、4年前の約束を果たした団体戦での銀メダル獲得など、多くのエピソードが語り継がれている。

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