ミラノ五輪でスピードスケート女子1500mが開幕 高木美帆が金メダルを狙う
ミラノ・コルティナオリンピックは2月20日(日本時間21日)、スピードスケート女子1500メートル競技を実施しました。競技は日本時間21日午前0時30分から開始され、全15組29人の選手が出場。世界記録保持者である高木美帆(TOKIOインカラミ)が大トリの最終滑走で登場し、悲願の金メダル獲得を目指しました。
高木美帆の挑戦:前人未踏の記録更新へ
高木美帆は、この五輪で既に500メートル、1000メートル、団体追い抜きで銅メダルを3つ獲得しており、通算メダル獲得数は歴代最多の10個に達しています。1500メートルでは、2018年平昌大会と2022年北京大会で2大会連続の銀メダルを獲得しており、2019年に樹立した1分49秒83の世界記録は未だに破られていません。今大会では、エースとしての重責や疲労の蓄積が懸念される中、金メダルを手にして新たな歴史を刻むかが注目されました。
強豪オランダ勢との対決:打倒オランダなるか
高木の最大のライバルは、平昌と北京で金メダルを奪ったオランダ勢です。第1組で滑走するフェムケ・コク(オランダ)は、今大会で500メートルでオリンピックレコードを記録して金メダル、1000メートルで銀メダルを獲得しています。また、第14組で滑るアントワネット・デヨング(同)も今季ワールドカップで好成績を収めています。一方、今季ワールドカップで4勝を挙げたヨーイ・ベーネが国内選考で代表権を逃したことは、高木にとって追い風と見られていました。
日本勢の出場:団体追い抜きメダリスト3選手が挑む
日本からは、女子団体追い抜き(チームパシュート)で銅メダルを獲得した佐藤綾乃(ANA)と堀川桃香(富士急)も出場しました。佐藤は、チームパシュートで平昌で金、北京で銀、今大会で銅メダルを獲得しており、1500メートルでは前回北京大会で4位と惜しい結果でした。豊富な経験を生かしてメダル獲得を狙いました。
堀川は、今大会で3000メートルに日本から唯一出場し、4分8秒32で20人中18位という結果でした。自身で「緊張で重圧をかけてしまった」と振り返り、1500メートルでは納得のいく滑りを見せたいと意気込んでいました。
滑走順と競技の行方
主な選手の滑走順は以下の通りです:
- 第1組:フェムケ・コク(オランダ)
- 第6組:堀川桃香
- 第9組:佐藤綾乃
- 第13組:ナデジュダ・モロゾワ(カザフスタン)
- 第14組:ブリタニー・ボウ(米国)、アントワネット・デヨング(オランダ)
- 第15組(最終):ニコラ・ズドラハロバ(チェコ)、高木美帆
競技は、高木美帆の金メダル獲得への挑戦と、日本勢の活躍に焦点が当てられ、熱戦が繰り広げられました。



