将棋の伊藤園お~いお茶杯第67期王位戦(中日新聞社など主催)の挑戦者決定リーグ白組プレーオフ1回戦が15日、東京都渋谷区の将棋会館で行われ、伊藤匠二冠(23)=叡王・王座=が藤本渚七段(20)を破った。両者は千日手による指し直しの末、伊藤二冠が勝利を収めた。この結果、伊藤二冠は19日に実施される古賀悠聖六段(25)とのプレーオフ決勝に進出することが決まった。一方、藤本七段はリーグ陥落となった。
混戦の白組を勝ち抜く
今期の王位戦リーグ白組は、3人の棋士が4勝1敗で並ぶ混戦模様となり、プレーオフで決着をつけることになった。紅組では羽生善治九段(55)が優勝しており、プレーオフ決勝の勝者は28日に羽生九段との挑戦者決定戦を行う。その勝者が、現在王位の座に就く藤井聡太王位(23)=竜王・名人・棋聖・棋王・王将=との7番勝負に臨むことになる。
伊藤二冠の強さ光る
伊藤二冠は、2025年10月に行われた第73期王座戦5番勝負第5局で藤井聡太六冠(当時)に勝利し、新王座となるなど、近年急成長を遂げている棋士の一人だ。今回のプレーオフでもその実力を発揮し、藤本七段を退けた。古賀六段とのプレーオフ決勝では、さらに激しい戦いが予想される。
なお、王位戦は7月4日に浜松市で開幕予定で、藤井王位は6連覇を目指す。挑戦者が誰になるのか、注目が集まる。



