JAXAと熊本県の災害被害推定プログラムにゼンリンが参画、地図データ活用で精度向上へ
JAXA・熊本県の災害プログラムにゼンリン参画、地図データで精度向上

JAXAと熊本県の災害被害推定プログラムにゼンリンが参画、地図データ活用で精度向上へ

宇宙航空研究開発機構(JAXA)が熊本県と連携して開発を進めている災害時の住宅被害推定プログラムに、住宅地図大手のゼンリン(北九州市)が参画することが決定しました。この協力により、人工衛星画像を基にした被害推定の精度向上が期待されています。

プログラムの概要と目的

JAXAは、人工衛星の画像を活用して災害の発生前後を比較し、建物被害の早期推定や迅速な救助につなげるプログラムの開発を進めています。熊本県とは昨年1月に協定を締結し、熊本地震で被災した住宅データの提供を受けています。しかし、開発に必要な位置情報がないデータも多いことから、ゼンリンが保有する詳細な地図データを活用することで、より正確な被害推定を実現することを目指しています。

協力覚書の締結式と関係者のコメント

県庁で19日に行われた3者による協力覚書の締結式では、JAXAの前島弘則・衛星利用運用センター長が「良いプロダクトを協力して作り上げ、衛星画像を用いて社会に貢献していきたい」と述べ、プロジェクトへの意欲を示しました。ゼンリンの岩崎登・エリアソリューション本部長は「熊本地震から10年の節目で災害に対する取り組みを行えるのはやりがいがある。責任感を持ってやっていきたい」と語り、協力への熱意を表明しました。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

今後の展望と社会的意義

このプログラムは、災害発生時に迅速な対応を可能にし、人命救助や復旧活動の効率化に貢献することが期待されています。ゼンリンの地図データを組み合わせることで、人工衛星画像だけでは不足していた位置情報を補完し、よりリアルタイムに近い被害状況の把握が可能になると見込まれています。熊本県をモデルケースとして、将来的には全国的な災害対策への応用も視野に入れています。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ