鹿児島県で災害時ヘリ救助訓練を実施 孤立集落対応へ連携確認
災害発生時に孤立集落や要救助者が発生した場合に備え、鹿児島県と県警察、第10管区海上保安本部は2月18日、合同でヘリコプターを使った救助訓練を実施しました。訓練は県防災航空センター(枕崎市)で行われ、各機関の連携手順を確認し、迅速な救助体制の構築を目指しました。
実践的な降下訓練で救助手順を確認
この日の訓練では、県防災航空隊のヘリコプターを使用して、県警機動隊員を現場に降ろす降下訓練が行われました。具体的な訓練内容は以下の通りです。
- 合図の出し方や通信方法を確認しながら、機動隊員4人を地上につり下げ
- 要救助者役を実際に救助する実践的なシミュレーションを実施
- 県警察のヘリコプターでも同様の訓練を重ね、終了後には意見交換会を開催
訓練中は、県防災航空隊と県警機動隊員が緊密に連携を取りながら、限られた時間内での効率的な救助活動を模索しました。
関係機関の連携強化が重要
県防災航空隊の寿福建也隊長は訓練後のコメントで、「限られた時間の中でスムーズに連携でき、大変有意義な訓練になった」と評価しました。また、各機関が同じ現場で同時に活動する際の調整方法や、情報共有の重要性についても認識を深める機会となったと述べています。
この訓練は、大規模災害発生時に複数の機関が協力して救助活動を行う必要性が高まっていることを背景に実施されました。特に鹿児島県のような地理的条件から、孤立集落が発生しやすい地域では、早期の救助体制整備が不可欠となっています。
今後も定期的な合同訓練を通じて、各機関の連携をさらに強化し、災害時に迅速かつ効果的な救助活動が行える体制の構築を目指す方針です。



