連合会長、春闘で賃上げ機運醸成を強調 大手要求は「高い水準に変わりない」
春闘で連合、賃上げ機運醸成へ 要求水準は高いと強調

連合、春闘で賃上げ機運の醸成を重視 要求水準は高いと強調

連合の芳野友子会長は2026年2月19日、定例会見を開き、労使交渉が本格化した今春闘について、各労働組合の要求を尊重する姿勢を示しました。芳野会長は「連合としては要求通りの結果が出るよう、機運の醸成と相場形成にしっかりと活動していきたい」と述べ、賃上げに向けた積極的な取り組みを強調しました。

事務局長も「高い水準での要求」と指摘

会見には神保政史事務局長(電機連合会長)も同席し、各労組の要求水準について発言しました。神保事務局長は「要求は企業によって、昨年を上回っているところもそうでないところもありますが、高い水準での要求であることには変わりない」と指摘しました。さらに、「実質賃金がまだプラスに転じない環境の中、要求でしっかりと主張していくのが組合員の期待でもある」と述べ、労働者の声を反映させる重要性を訴えました。

高市政権の政策に反対表明

芳野会長は、高市政権が進める裁量労働制の見直しを視野に入れた労働時間規制の緩和や、旧姓の通称使用の法制化について反対を表明しました。「思想信条や思い込みに偏重せず、これまでの議論の積み重ねに基づいた判断をお願いしたい」と強調し、慎重な検討を求めました。また、新年度当初予算案の年度内成立を目指す動きに対しても、「熟議の国会にしてほしい」と丁寧な国会審議を要請しました。

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春闘の背景と今後の展開

春闘は、日本の労働組合が賃上げを要求する重要な交渉の場として毎年行われています。近年、物価上昇や経済環境の変化を背景に、実質賃金の向上が課題となっています。連合は、大手企業を中心に高い水準の要求を維持し、中小企業への波及効果も期待しています。芳野会長の発言は、労働者の生活向上に向けた強い意欲を反映しており、今後の労使交渉の行方に注目が集まっています。

この動きは、経済政策や労働環境の議論にも影響を与える可能性があり、政府や企業側の対応が求められるでしょう。連合は、組合員の期待に応えるため、引き続き積極的な活動を展開していく方針です。

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