長崎大学が一般選抜後期日程で出題ミスを発表、工学部工学科の試験で全員正解措置
長崎大学は2026年3月18日、同月12日に実施された一般選抜後期日程の工学部工学科の試験において、出題ミスがあったことを正式に発表しました。このミスは、試験監督者が試験中に気付いたもので、大学側は速やかに対応を講じています。
出題ミスの詳細と試験内容の不整合
問題は、大問1から6までのうち四つを選択する総合問題形式で出題されました。しかし、大問6において、前提となる文章と一部の問題内容に食い違いが生じていたことが判明しました。この不整合により、受験者が適切に解答することが困難な状況となっていました。
大学の調査によれば、大問6を選択した受験者は合計46人に上り、これらの受験者は問題の構造上の欠陥により、公平な評価が受けられない可能性があったとされています。
大学の対応と受験者への影響
長崎大学は、この出題ミスを受けて、大問6を選択した全46人の受験者について、該当する設問の解答内容にかかわらず、全員を正解とする措置を取ることを決定しました。この決定は、試験の公平性を確保し、受験者に不利益が生じないようにするための緊急対応として実施されました。
大学側は、この措置が2026年3月20日に行われる合格発表に影響を及ぼさないことを明言しています。合格判定は、他の問題の得点や総合評価に基づいて行われるため、出題ミスによる混乱を最小限に抑える方針です。
今後の対策と大学のコメント
長崎大学は、今回の出題ミスを重く受け止め、再発防止に向けた対策を強化することを約束しました。具体的には、問題作成プロセスの見直しや複数段階でのチェック体制の強化が検討されています。
大学関係者は、「受験者の皆様にご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。今後はより厳格な品質管理を実施し、信頼性の高い試験運営に努めてまいります」とコメントしています。
この事例は、大学入試における出題ミスの防止策の重要性を改めて浮き彫りにし、教育機関全体の課題として注目されています。



