不登校生徒を「行動障害」と誤記載 札幌の定時制高校で内部文書問題が再発
不登校生徒を「行動障害」と誤記載 札幌の定時制高

不登校生徒を「行動障害」と誤記載 札幌の定時制高校で内部文書問題が再発

札幌市の北海道立定時制高校において、内部文書に不登校の生徒を「行動障害」と誤って記載していた問題が新たに発覚しました。北海道教育委員会は2月26日、この不適切な記載を公表し、教育現場における認識の甘さが浮き彫りになりました。

文書作成時の認識不足が背景に

道教委によりますと、問題の文書は2022年に作成された特別な支援が必要な生徒の一覧表です。不登校の生徒1人の「病状」の欄に「行動障害」と記されていたことが判明しました。不登校は医学的にも教育的にも行動障害の定義には当たらないものの、作成した教諭や当時の管理職にはその認識がなかったとされています。

この問題は、先に明らかになった重度の障害がある受験生を事前に排除するかのような記載があった内部文書に続くものです。学校側の対応が二重三重に問われる事態となっています。

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教育現場の適切な対応が求められる

行動障害とは、一般的に攻撃性や衝動性など特定の行動パターンを指す用語であり、不登校とは明確に区別されるべきものです。不登校は様々な要因が複雑に絡み合った状態であり、単純に行動の問題として扱うことは適切ではありません。

今回の誤記載は、教育現場において特別な支援を必要とする生徒への理解が不十分である可能性を示唆しています。生徒一人ひとりの状況を正確に把握し、適切な支援につなげるための体制整備が急務と言えるでしょう。

道教委は再発防止に向けて、教職員に対する研修の強化や文書作成時のチェック体制の見直しを進めるとしています。今後の対応如何によっては、保護者や地域からの信頼回復にも影響を与えかねない重要な課題です。

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