ミラノ五輪カーリング日本女子、カナダに敗れ3連敗 吉村紗也香「滑ってしまった」
ミラノ五輪カーリング日本女子、カナダに敗れ3連敗 (17.02.2026)

ミラノ五輪カーリング日本女子、カナダに敗れ3連敗 吉村紗也香「滑ってしまった」

ミラノ・コルティナオリンピックは16日、カーリング女子1次リーグで、日本代表フォルティウスがカナダに6-9で敗れた。この敗戦により、日本は3連敗を喫し、通算成績は1勝5敗となった。1次リーグ突破が絶望的な状況に追い込まれる中、スキップの吉村紗也香は「思ったよりも滑ってしまった」と悔しさをにじませた。

第3エンドの3点スチールが痛手

試合は後攻スタートの日本が第1エンドで2点を先取する好発進を見せた。しかし、直後にカナダに追いつかれ、同点で迎えた第3エンドで大きな流れが変わった。吉村紗也香が放ったドローが「思ったよりも滑ってしまった」と円心を通過し、ハウスの外へ出てしまったのだ。このミスにより、日本は相手に3点をスチールされる痛手を負った。

その後、日本は懸命に追い上げを試みたが、氷の攻略に苦戦し、好機をつかむことができなかった。第10エンドでは、フォルティウスのメンバーが祈るような表情でカナダの最終投を見守ったが、無情にもドローが円心近くに決まり、敗戦が確定した。

吉村紗也香のドロー成功率65%、カナダスキップに差

勝負強いショットでチームを五輪に導いた吉村紗也香だが、本大会ではドローが決まらない場面が続いている。この試合でのドロー成功率は65%にとどまり、相手スキップの89%に大きく差をつけられた。リードの近江谷杏菜は試合後に「試合ごとに氷の傾向が様々に変わる。その都度氷を読んで、ミスをしても学んで修正していく力が常に試されている」と語り、氷の読みの難しさを強調した。

しかし、どんな状況になっても、最後まで力を尽くす姿勢は変わらない。スポンサーがいないところから再スタートしたチームをずっと応援してくれた関係者、家族やファン、多くの人が五輪で戦う吉村らの姿を見ているからだ。吉村は「支えてくださった方々への感謝も込め、残り3試合全力で戦います」と決意を新たにしている。

1次リーグ突破絶望的も、最後まで戦う姿勢

この敗戦により、日本は1次リーグ突破が絶望的な状況となった。通算1勝5敗と苦しい戦いが続く中、チームは残り3試合に全力を注ぐことを誓っている。吉村紗也香を中心としたフォルティウスは、氷の上で最後まで戦い抜く姿勢を貫き、五輪の舞台で多くのファンに感動を与え続けている。

ミラノ・コルティナオリンピックのカーリング女子1次リーグは今後も続き、日本は残りの試合で巻き返しを図る。苦しい状況の中でも、チームの結束力と戦う姿勢は変わらず、五輪ならではの熱戦が期待される。