飯能3人殺害事件第2回公判 近隣住民が斧を振る被告の姿を証言
飯能3人殺害公判 住民が斧振る被告の姿証言 (17.02.2026)

飯能3人殺害事件第2回公判 近隣住民が斧を振る被告の姿を証言

埼玉県飯能市の住宅街で2022年12月、夫婦と娘の3人を殺害したとして殺人などの罪に問われた斎藤淳被告(43歳)の裁判員裁判の第2回公判が17日、さいたま地裁(井下田英樹裁判長)で開かれた。事件現場を目撃した近隣住民が検察側の証人として出廷し、衝撃的な証言を行った。

「無言で斧を振っていた」住民が目撃した現場

証人となった近隣住民は、2022年12月25日早朝、言い争う声で目を覚ましたと証言した。自宅2階から外を見ると、殺害されたビショップ・ウィリアム・ロス・ジュニアさん(当時69歳)宅の庭で、被告とみられる男が妻の森田泉さん(当時68歳)を庭の隅に追い詰めていたという。

住民が自宅を出て確認すると、斧を持った男と泉さんの姿が見えた。「やめろ、やめろ」と声をかけると、男は一度こちらに顔を向けたが、すぐに向き直し、無言で斧を振り続けていたと証言した。その時、先に襲われ倒れていたビショップさんの足も見えたという。

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玄関での惨劇と周囲の反応

証人によると、男はその後玄関に移動し、繰り返し斧を振っていた。玄関先では、長女の森田・ソフィアナ・恵さん(当時32歳)が見つかった。近くの住民が集まってきたが、被告が家族3人以外を襲おうとする様子はなかったという。

住民は当時の状況を「恐怖で動けなかった」と振り返り、斧を振るう男の姿が鮮明に記憶に残っていると述べた。

被告の事件前の生活状況

検察側は、被告の事件前の様子について供述調書を読み上げた。それによると、被告は当時無職で自宅で一人暮らしだった。被告の母親は2か月に1回程度会っていたといい、「きちんと1人で生活できていた。精神的に病んでいると思ったことはない」と証言していた。

姉も「ただ職についていないだけで、変なところはないと感じていた」と述べており、事件前の被告に特段の異常は認められなかったとしている。

この事件は2022年12月25日早朝、飯能市の住宅街で発生し、米国人宣教師のビショップ・ウィリアム・ロス・ジュニアさんと日本人の妻泉さん、長女の恵さんの3人が殺害された。被告は近所に住んでいたとされ、動機などについては今後の審理で明らかになる見込みだ。

裁判員裁判は引き続き行われ、次回公判ではさらに詳細な証言が行われる予定である。地域社会に衝撃を与えたこの事件の全容解明が注目されている。

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