東京都立大学が2028年に全授業英語の「共創学部」を新設、国際人材育成を強化
東京都立大学は、2028年4月に新たな国際系の学部「共創学部」を開設することを発表しました。この学部では、すべての授業が英語で実施され、文系と理系の枠を超えた幅広い分野を学ぶことが特徴です。定員は日本人学生50人と留学生25人を予定しており、国際的な環境を整えることで、グローバルな課題に対応できる人材の育成を目指します。
留学必須のカリキュラムと多様な専門分野
共創学部では、日本人学生は4年間のうち1年間の海外留学が必須となります。これにより、国際的な視野を養い、実践的な経験を積む機会を提供します。一方、留学生は日本国内の他大学への留学や企業での実習を行うことで、日本の文化やビジネス環境に深く関わることを期待されています。このような交換プログラムを通じて、相互理解と協力を促進する狙いがあります。
学部は八王子市の南大沢キャンパスに設置され、「持続可能な都市の実現や地球規模の課題解決に挑む人材育成」を掲げています。入学時期は4月の春入学に加え、10月の秋入学も実施し、多様な学生の受け入れを図ります。学科は一つで、以下の五つの専門分野を全体的に学んだ後、留学後に専門を選択する柔軟なシステムを採用しています。
- 地域社会
- 国際政治
- 開発経済
- 都市科学
- 生態保全
入試制度と国際化への取り組み
入試については、一般選抜に加え、学校推薦型や総合型の選抜を実施し、留学生向けには特別選抜を予定しています。詳細な選考方法は今後公表される予定です。東京都立大学では、国際化をさらに推進するため、来年4月から都市環境学部に英語のみで学べる新たなプログラムを設け、他の学部にも順次拡大していく方針です。これにより、大学全体のグローバルな教育環境の整備を加速させます。
共創学部の設立は、日本の高等教育における国際競争力の向上を目指す重要な一歩です。全授業を英語で行うことで、海外からの優秀な学生を惹きつけ、同時に日本人学生の英語力と国際感覚を高めることが期待されます。この取り組みが、将来の持続可能な社会の実現に貢献する人材を輩出する礎となるでしょう。



