大阪府公立高校特別選抜の出願締め切り 平均倍率は前年度を上回る
大阪府教育委員会は2月17日、2026年度公立高等学校入試における特別選抜の出願受付を正式に締め切りました。今回の特別選抜では、府内の公立高校が募集する定員2912名に対して、合計2729名の志願者が出願手続きを完了させています。
全体の平均倍率は0.94倍に
全体の平均倍率は0.94倍となり、前年度の数値よりも0.05ポイント上昇しました。この数値は、募集人員に対する志願者数の割合を示しており、前年度と比較してやや競争が高まった状況を反映しています。
学科別の詳細を見ると、専門学科における平均倍率は1.07倍、総合学科に分類されるステップスクール(2校)の平均倍率は1.01倍となりました。専門学科では募集定員を上回る志願者が集まったことが分かります。
日本語指導が必要な生徒向け選抜が大幅増加
特に注目されるのは、「日本語指導が必要な帰国生徒・外国人生徒選抜」の志願者数です。この選抜を実施する8校では、志願者数が347人に達し、前年度の191人から大幅に増加しました。この傾向は、国際化が進む社会背景や、多様な背景を持つ生徒への教育機会拡大の動きを強く示唆しています。
今後の選抜スケジュール
選抜プロセスは今後、本格化します。2月19日には学力検査が実施され、その後、各学校の判断により面接や実技検査が別の日に行われる予定です。合格者の発表は3月2日に予定されており、受験生にとっては緊張の日々が続きます。
なお、特別入学者選抜では、同一選抜内で複数の学科が選抜を行う場合、第1志望で不合格となっても第2志望で合格となる可能性があるため、倍率は学科ごとではなく全体の人数を基に計算されています。この仕組みは、受験生の選択肢を広げ、より柔軟な選抜を可能にしています。
大阪府の公立高校入試は、毎年多くの受験生とその家族にとって重要な関心事となっており、今回の特別選抜の結果は、今後の本選抜にも影響を与えることが予想されます。教育関係者は、公平かつ適切な選抜が行われるよう、慎重にプロセスを進めています。



