NY円一時158円台半ば、4月30日以来の円安水準
NY円一時158円台半ば、4月30日以来の円安水準

15日のニューヨーク外国為替市場で円相場が対ドルで下落し、午前8時40分現在は前日比17銭円安ドル高の1ドル=158円52~62銭を付けた。政府と日銀が円安是正のための為替介入を実施した4月30日以来の円安ドル高水準となる。

円安の背景

14日も円相場はドルに対して値下がりし、一時158円41銭を付けていた。14日朝方に発表された米小売売上高などの経済指標が米景気の底堅さを示したとの受け止めが広がった。連邦準備制度理事会(FRB)による利下げが遠のくとの観測から、日米金利差を意識した円売りドル買いが優勢となった。原油価格の高止まりもドル買いを促した。

市場の見方

市場関係者は「米経済の強さが改めて確認され、早期の利下げ期待が後退した」と指摘。日銀の金融政策正常化の動きが鈍いことも円売りを誘っているとみられる。今後の注目点は、政府・日銀が再び介入に踏み切るかどうかだ。

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