コメ生産、需要を超過へ 作付け高水準136万ヘクタール
コメ生産、需要を超過へ 作付け高水準136万ヘクタール

農林水産省は20日、2026年産の主食用米について、4月末時点での作付け意向の調査結果を公表した。作付面積は前年実績比で4千ヘクタール減少し、136万3千ヘクタールとなった。これは価格高騰を背景に大幅な増産が行われた前年と同水準の高さである。

生産量と需要の見通し

作柄が平均的な場合、生産量は733万トンに達すると見込まれている。一方、政府が想定する最大需要は711万トンであり、供給が需要を上回る可能性が浮上している。これにより、店頭価格が下落する可能性も指摘されている。

価格高騰と生産意欲

2025年産の米価格は高止まりしており、農水省の担当者は「生産現場には価格への期待感がある」と述べ、2026年産についても生産意欲の高さが鮮明であると分析している。

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主食用米への偏りと転換の遅れ

鈴木憲和農相は、1月末時点の意向調査でも主食用米への積極姿勢が目立つ一方、飼料用や加工用米などが需要に対して不足していると指摘していた。政府は主食用以外への転換を促してきたが、今回の調査では1月末時点と比べて主食用米の作付けが2千ヘクタール増加しており、転換が進んでいない実態が明らかになった。

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