三重地区タクシー運賃が値上げへ 初乗り650円から700円に変更
国土交通省中部運輸局は、三重地区におけるタクシー運賃の上限改定を公示しました。この改定により、紀宝町を除く28市町で、2026年3月16日から運賃が約10.04%値上げされることが決定しました。
新運賃の具体的な内容
新たな運賃体系では、普通車の初乗り運賃の上限が1.18キロまで700円となります。その後は、231メートルごとに100円が加算されます。これは現在の運賃から大きな変更点です。
現在の運賃は、初乗りが1.2キロまで650円で、227メートルごとに90円が加算されています。新運賃では、初乗りの距離が20メートル短縮され、加算距離が4メートル延長されることになります。
値上げの背景と理由
この運賃改定は、2025年5月から8月にかけて三重県内の43タクシー事業者のうち、19事業者が要請していたものです。改定の主な理由として、以下の点が挙げられています。
- 乗務員の賃金改善の必要性
- 燃料費の高騰による経営圧迫
- 配車アプリやキャッシュレス決済への設備投資負担
三重地区でのタクシー運賃改定は、2023年9月以来となります。地域の交通サービスを維持するため、運賃の見直しが実施されることになりました。
中部運輸局は、この改定が適切なサービス提供と事業者の持続可能性を確保するための措置であると説明しています。利用者には、新運賃の実施前に周知が行われる予定です。



