天皇ご一家が福島県を訪問、愛子さまにとって初の訪問で復興状況を視察
天皇、皇后両陛下と長女の愛子さまは、4月6日午前、東日本大震災から15年を迎える節目に、福島県への訪問のため、新幹線で東京駅を出発されました。この訪問は、両陛下にとって令和時代に入って初めての福島県視察となり、愛子さまにとっては生まれて初めての福島訪問となります。
福島県での訪問スケジュールと活動内容
ご一家は6日昼前、福島駅に到着され、県庁で復興状況に関する詳細な説明を受けられました。その後、車で双葉町に向かわれ、「東日本大震災・原子力災害伝承館」を訪問。ここでは、津波の犠牲者らを追悼するため供花を行い、避難先から帰還した地元住民らとの懇談に臨まれました。
7日には、富岡町で震災の記憶を後世に伝える博物館を視察される予定です。さらに、2022年春に開校した大熊町の小中一貫校を訪れ、授業の様子を見学し、帰還者や移住した若者らとの懇談を予定しています。浪江町の「道の駅」にも足を運び、夜には帰京されるスケジュールとなっています。
原発事故後の初めての皇室訪問
東京電力福島第一原子力発電所が立地する双葉町と大熊町を、皇室の方々が訪ねられるのは、2011年の原発事故発生後、初めてのことです。この訪問は、震災からの復興過程を直接確認し、被災地への継続的な支援を示す重要な機会となっています。
ご一家は当初、震災15年の節目に合わせて3月に岩手県と宮城県を訪問される予定でしたが、両陛下に風邪の症状が見られたため、日程が延期されていました。今回の福島訪問は、その延期後の実施となり、被災地全体への思いを改めて示す形となりました。
この訪問を通じて、天皇ご一家は、福島県の復興状況を直接視察し、地域住民との交流を深められることが期待されています。特に、愛子さまの初めての福島訪問は、若い世代が震災の記憶と復興の歩みを学ぶ貴重な機会として注目を集めています。



