栃木県宇都宮市で3月に21年ぶりの大雪 12センチの積雪を観測
栃木県内では10日、未明から朝にかけて雪が降り、宇都宮市で12センチの積雪を観測しました。同市で3月に10センチを超える積雪があったのは、実に21年ぶりの珍しい現象です。
気象条件と県内各地の積雪状況
宇都宮地方気象台によると、今回の大雪の原因は、県内を気圧の谷が通過し、上空に強い寒気が流れ込んだためです。この気象条件が重なり、まとまった雪となりました。
他の観測地点における同日の最大積雪量は以下の通りです:
- 奥日光(日光市):18センチ
- 土呂部(日光市):11センチ
- 那須高原(那須町):8センチ
特に宇都宮市では、午前10時までの6時間に降雪が集中し、この時間帯の降雪量では3月の最大記録を更新しました。
交通機関への影響と停電発生
大雪の影響は交通網にも及びました。JR東北線では、矢板市乙畑付近で雪の重みにより木が垂れ下がったため、宇都宮-黒磯間で区間運休が発生しました。この運休により、約800人の乗客に影響が出ています。
さらに、黒磯-豊原間では、雪の影響による可能性がある停電が発生しました。また、日光線と烏山線でも、倒竹が原因で運休が出るなど、県内の鉄道網に広範な影響が及びました。
今回の大雪は、3月としては異例の気象現象であり、地域の生活や交通に大きな影響を与えています。気象台では、今後も寒気の動向に注意を呼びかけています。



