都内はしか感染者、3月で昨年1年分の34人に 新宿飲食店で集団感染9人
都内はしか感染者、3月で昨年1年分の34人に

都内はしか感染者、3月で昨年1年分の34人に 新宿飲食店で集団感染9人

東京都は2026年3月17日、今年1月以降の都内における麻疹(はしか)の累計感染者数が、昨年1年間の合計に並ぶ34人に達したことを明らかにしました。この急増は、新宿区内の飲食店で発生した従業員9人の集団感染を中心に、海外渡航歴のない人々にも広がっている点で深刻です。

新宿飲食店での集団感染と感染拡大の現状

都の発表によると、今月6日以降、新宿区内の飲食店で20歳代の男性従業員9人がはしかに感染していたことが判明しました。これらの患者は発熱や発疹などの症状を呈しており、うち1人は現在入院中です。注目すべきは、全員が最近の海外渡航歴を持たないことです。ワクチン接種歴については、7人が不明で、2人が2回接種を完了していました。管轄保健所は現在、接触者の特定を進め、健康観察を継続しています。

都の警鐘と予防対策の呼びかけ

都の担当者は記者会見で、「昨年の感染者は主に海外渡航歴のある人々が中心でしたが、今年は渡航歴のない人も含めて急速な増加が続いています」と述べ、警鐘を鳴らしました。はしかはワクチン接種により約95%の人が免疫を獲得できるとされており、都は以下の対策を強く呼びかけています。

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  • ワクチン未接種者や接種歴が不明な人は、速やかに医療機関でワクチン接種を検討すること。
  • 不安がある場合は抗体検査を受けることも可能であり、医療機関に連絡して相談すること。
  • 発熱など体調不良がある時は、外出を控え、自宅で療養すること。
  • 医療機関を受診する際は事前に連絡し、公共交通機関の利用を避け、指示に従うこと。

この感染拡大は、ワクチン接種率の低下や集団免疫の脆弱さを浮き彫りにしており、都民全体の健康リスクとして緊急の対応が求められています。都は引き続き監視を強化し、情報提供を続ける方針です。

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