麻疹感染の20代男性、病院で不特定多数と接触の可能性…東京都が緊急注意喚起
東京都は、麻疹(はしか)への感染が確認された都内在住の20歳代男性が、日本医科大学付属病院(文京区)で不特定多数と接触した可能性があると発表しました。この事態を受け、都は緊急の注意喚起を行っています。
感染経路と接触の詳細
男性は2月16日から発熱や結膜充血、発疹などの症状を呈していました。その後、2月21日午後1時から4時頃にかけて、同病院本館1階の中央受付を訪れ、診察を受けました。その後の検査で、2月27日に麻疹感染が確定しました。
注目すべき点は、男性に直近の海外渡航歴がなく、これまでに2回のワクチン接種歴があったことです。このことから、国内での感染連鎖が懸念されています。
東京都の対応と注意喚起
東京都は、2月21日午後に日本医科大学付属病院を利用した人々に対し、以下の点を強く呼びかけています。
- 体調に変化があった場合は、速やかに医療機関に連絡すること
- 医療機関の指示に従って適切な受診を行うこと
- 発熱や発疹などの症状が出た場合、他人との接触を控えること
麻疹は感染力が非常に強いウイルス性の疾患であり、空気感染も起こり得ます。そのため、わずかな接触でも感染が広がる可能性があるため、注意が必要です。
今後の対応と予防策
今回の事例は、ワクチン接種歴があるにもかかわらず感染が確認された点で、特に注目されます。東京都は、感染拡大を防ぐため、以下の対策を推進しています。
- 関係機関との連携を強化し、感染経路の調査を継続
- 医療機関に対して、麻疹疑い症例の早期報告を要請
- 市民に対して、ワクチン接種の重要性を再確認する啓発活動の実施
麻疹は重篤な合併症を引き起こす可能性もあるため、早期発見と適切な対応が不可欠です。都は、引き続き情報提供を行い、市民の健康と安全を守る取り組みを進めるとしています。



