草食動物のふんから紙をすくユニークな体験イベント
東京都足立区生物園(保木間2)は、2026年3月1日に草食動物のふんを使用してはがきサイズの紙をすく特別な体験イベントを開催します。この催しは、来園者に草食動物についてより深く知ってもらうことを目的として企画されました。参加者は自分で作った紙をおみやげとして持ち帰ることができます。
ケヅメリクガメとオオカンガルーのふんを活用
イベントで使用される材料は、園内で各1匹ずつ飼育されているケヅメリクガメとオオカンガルーのふんです。これらの動物は牧草や野菜を中心とした食事を与えられており、そのふんは食物繊維が豊富に含まれています。
紙作りの工程では、数日分集めたふんを水で丁寧に洗浄し、残った食物繊維を消毒して材料として準備します。担当者によると、この処理によって葉のすじが残ったような状態になり、においも抜けるとのことです。さらに、「カメとカンガルーでは、食物繊維のすじの残り方が異なります。その違いも観察していただきたいです」と話しています。
伝統的な和紙の技法で仕上げ
準備された材料は、伝統的な和紙作りの技法と同様にすかれ、圧搾され、乾燥させて紙に仕上げられます。作業時間は約30分を見込んでおり、初心者でも気軽に参加できる内容となっています。
イベントの開催時間は以下の通りです:
- 午前10時
- 午前11時
- 午後1時
- 午後2時
- 午後3時
正午の回は除かれます。各回の定員は6名で、未就学児は保護者の同伴が必要です。予約は不要で、当日に園内で申し込みを受け付けます。参加費は200円です。
環境教育と地域活動の一環
このイベントは、草食動物の生態を学ぶだけでなく、廃棄物を資源として再利用する環境教育の観点からも意義深い取り組みです。足立区生物園は、地域の子どもたちや家族連れに自然や生物について関心を持ってもらうための活動を積極的に展開しています。
問い合わせ先は足立区生物園(電話:03-3884-5577)です。春の訪れを感じさせるこの時期に、家族や友人と一緒にユニークな紙作り体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。



