福島県沖で漁獲のアカムツに高濃度セシウム、出荷制限へ
福島県沖アカムツに高濃度セシウム、出荷制限へ

福島県は6日、県沖で漁獲されたアカムツ(のどぐろ)から、国の基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたと発表した。検出されたのは1キログラム当たり120ベクレルで、基準値を20ベクレル上回った。県はこの海域でのアカムツの出荷を制限するよう漁業者に指示した。

検査の経緯と結果

今回の検出は、県が実施している定期的なモニタリング検査で判明した。5月4日にいわき市沖で漁獲されたアカムツを検査したところ、高濃度のセシウムが確認された。県は直ちに関係機関に連絡し、出荷制限の措置を取った。

漁業者への影響

アカムツは高級魚として知られ、地元漁業者の重要な収入源となっている。出荷制限により、漁業者の経営に打撃が出ることが懸念される。県は「安全が確認されるまで出荷を控えてほしい」と呼びかけている。

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今後の対応

県は今後、周辺海域での追加調査を実施し、原因の特定を急ぐ。また、漁業者への補償についても検討を始めた。国もこの事態を重く見て、福島県と連携して対応を進める方針だ。

福島第一原発事故以降、県沖の水産物は厳格な検査が続けられてきたが、基準値を超える事例は久しぶり。地元では「風評被害が再び広がらないか」と懸念の声が上がっている。

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