東京都が「東京クールビズ」を拡充 ハーフパンツ着用も一部で許可 省エネと快適性両立へ
東京クールビズ拡充 ハーフパンツ着用も一部許可

東京都が「東京クールビズ」を強化 ハーフパンツ着用も一部で許可

今夏も猛暑が予想される中、東京都は「東京クールビズ」の取り組みを今月から本格的に開始した。都は22日、軽装で働く職場の様子を報道陣に公開し、業務内容によってはハーフパンツの着用も認める方針を明らかにした。気候変動対策に加え、中東情勢の不安定化に伴うエネルギー危機への対応も視野に入れ、省エネルギーと快適な職場環境の両立を目指す。

「装う環境」「働く環境」「暮らす環境」の三つの「クール」化

東京クールビズは、快適性を重視した服装を取り入れる「装う環境」、早朝勤務やテレワークなどを推進する「働く環境」、暑さチェッカーや暑さマップを活用する「暮らす環境」の三つの分野を「クール」にすることで、持続可能な社会の実現を図る取り組みである。特に服装に関しては、時期を問わず軽装を推奨しており、ノーネクタイやポロシャツ、Tシャツに加え、庁舎内での業務など一定の条件下ではハーフパンツの着用も認められる。

環境局のオフィスで公開された現場では、袖のない涼しげなトップスを着た職員が軽装で働く様子が確認された。環境改善部の浜田薫さんは「気温などに合わせ、自分が好きな服装をするのは気持ちがいい。さらに広がっていけば」と語り、取り組みの拡大に期待を寄せた。

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小池知事が新たな標準化を提案 都民や事業者への呼びかけも

小池百合子知事は3日の定例記者会見でこの取り組みを公表し、自身が環境大臣を務めた2005年にクールビズを提唱した経緯を振り返った。小池知事は「さらに拡充していく。服装にとどまらない働き方や暮らし方の新しい標準にしていきたいと考え、東京クールビズを提案することとした」と説明。さらに「都民、事業者の皆さまも日々の生活や仕事の中で取り入れていただきたい」と呼びかけ、省エネ対策の一環として広範な実践を促した。

都は職員が屋外での職務などで活用する「暑さチェッカー」の導入も進めており、データを基にした暑さマップの作成など、科学的なアプローチも強化している。気候危機とエネルギー問題が深刻化する中、東京クールビズは単なる服装の軽量化ではなく、社会全体のライフスタイル変革を促す包括的な施策として位置づけられている。

今後、都民や事業者への普及が進めば、夏場の電力消費削減や熱中症予防にも寄与することが期待される。東京都は、持続可能な都市づくりの一環として、この取り組みを継続的に推進していく方針だ。

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