福島県、温室効果ガス排出量が基準年度比26.8%減少 再生可能エネルギー導入などで目標上回る
福島県の温室効果ガス排出量、基準年度比26.8%減少

福島県の温室効果ガス排出量、基準年度比26.8%減少 再生可能エネルギー導入などで目標上回る

福島県は2月23日、県内の2023年度の温室効果ガス実排出量が1246万3000トンで、基準年度である2013年度と比較して26.8%減少したと発表しました。この数値は、2023年度の単年度削減目標である20%を6.8ポイント上回る成果を示しています。県は2030年度までに基準年度比50%削減、2050年度には100%削減を目標としており、目標達成に向けた取り組みを強化する方針です。

実排出量の内訳と削減要因

実排出量は、総排出量から森林などの吸収量を差し引いた値で、2023年度の総排出量は1438万4000トン、吸収量は192万1000トンでした。県は削減に向けて、県民の省エネ意識の醸成や企業の脱炭素化を推進しており、具体的な要因として以下の点を挙げています。

  • 省エネの進展によるエネルギー使用量の減少
  • 再生可能エネルギーの導入拡大
  • 森林吸収量の増加

これらの取り組みが相まって、実排出量の減少につながっていると分析しています。

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新たな気候変動対策推進計画を策定

福島県は、2026年度からの5年間を計画年度とする「県気候変動対策推進計画」を新たに策定しました。この計画には、2030年度に目指す姿として以下の項目が盛り込まれています。

  1. 県内企業の脱炭素化の推進
  2. 廃棄物の減量化・再資源化
  3. エネルギー消費量の年間収支が実質ゼロとなる住宅「ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH、ゼッチ)」の拡大

県環境共生課は、「2030年度、それ以降の目標達成に向け、新たな計画の下で取り組みをさらに進めていくことが重要だ」とコメントし、継続的な対策の重要性を強調しています。

福島県は、気候変動対策を加速させるため、官民一体となった取り組みを進めており、今後も再生可能エネルギーの普及や省エネ技術の導入に力を入れる方針です。この成果は、全国的な脱炭素社会の実現に向けた一つのモデルケースとして注目されています。

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